魔法の粉を出す先輩!!憧れのあのひとになろうシリーズ①特別支援学校、現場より
私には
尊敬する二人の先生がいました。
二人に共通しているのは。明らかに自分と一緒にいるときより、
表情はいいし、こどもたちが成長しているし、
楽しそうだし、その先生がおいでっていったら
こどもたちすっとその先生のところに
いくんですね。
私がおいでっていっても
ぷいっなのに。(:_;)
悔しくて・・・悔しくて・・・なんなんだろう。
もちろん経験の差はわかっています。
でもそれにしても・・・。
あからさま (笑)
一人目、中学部でご一緒させてもらった
ひろし先生。
いつもニヤニヤしていて何か面白いことを考えたり、
驚かせたり、行動がフツーじゃないんです。
フツーじゃないことはちょっと言えませんが(笑)
大雪の日、わざわざ朝早くグラウンドに雪ダルマを作って、 怒られたことありましたね。
グラウンドが痛むって。(´;ω;`)ウゥゥ
子どもたちを驚かせたかったし、ちょうどマラソン大会で雪だるまがゴールにいるよっていうシチュエーションだったみたいで・・・。
ほかはね、フツーじゃないって思ったことは
実は私たち大人の「思い込み」のことだったんだと
気がつかされます。
いつも立ちどまっているまきちゃん。でも
ひろし先生とならスムーズなんです。
まきちゃん。。。
どうしてひろし先生とならスムーズに移動できるのですかって
聞いたことがあります。
その先生は「あ、魔法の粉がな、手からでてるねん。」
本気で答えてくれません。
「魔法の粉まじでわけてください」何度お願いにいったことか・・・
いっつも、ワハハと笑ってごまかされました。
誰がアプローチしても絶対に動き出さないまきちゃんが
ひろし先生なら動き出すんですよ。。。
なんでなんでってなりますよね。
あるときぼそっと答えてくれました。
通常の人間関係ではやらないことを
わたしたちはあのこたちに悪気もなくやっていること
があると・・・・。
それわかる?と
例えば彼らの前で言葉の意味が分かっていないと思い込み、
今日は調子わるいから動かれへんとか、今日はだめな日やわとか
朝お母さんとけんかしたらしいから動けんのやわとか・・・。
本人のことを
本人を介さずに否定的なことを大人同士で勝手に話してしまうことがよくあると
悪気なくてもそれはだめ。って。
ほんとですよね。
あの子たちも聞こえているし、めちゃくちゃ失礼な話・・・。
あと、手のつなぎ方、話しかける距離間。
その子によってテリトリーもってるから、そこを侵さない。
これもあるなあ、本人の表情、様子見ず、ぐいぐい迫っていく。
あとは普段からこの子の好きなことをキャッチしておいて
この人はわかってくれるって 思ってもらえるようなかかわりを普段から
やってるんだよって。
その場その時だけの関りでうまくいってるんではないよって
ひろし先生は面白グッズをつくりながら話してくれました。
めずらしくまじめーーーー(笑)
魔法の粉は自分も出せるようになってきているかも!!
最近はそう感じますよ!!
次回は私に教師としての命を注いでくれたゆかこ先生のお話です。
最後までお読みくださり、ありがとうございます!!
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