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ずっと待ってるから!!そんなのうまくいくわけない特別支援学校:現場より

気持ちにに寄り添う、                        子どもが選択したことを尊重する、待つ、
大切なキーワードです。

実際の場面で、こどもが「やらない」を主張してきたときに、           どうしましょう・・・


今日はそんなときに、大人側が気持ちに寄り添う、
尊重することについての考え方のポイントがあります。         

あるデイサービスの職員さんが、                   担当している小3の子どもりゅうじくん。
みんなで一緒に遊ぶことが難しいりゅうじくんに            ついての質問をされました。

みんなと一緒に遊んでほしいな
そう思う職員さん、
誘っても、いつもりゅうじくんは

いやの一点張り・・・

だから職員さんの実際の対応は
りゅうじくんの気持ちが変わるまで寄り添う、待つ、つまり
りゅうじくんの意思を尊重してりゅうじのそばにいるそうです

職員さんにしたら、寄り添う事大事って言われてるし、
待っとくんだよなあって、でも・・・これでいいのかなあ・・・         何も変化しないけど・・・。
職員さんの葛藤があります。

大人側からみたら、                          この職員さんの寄り添う行動がスタンダード・・・であると
思いますよね

彼の意思を尊重して
寄り添っているからいいのでは?と捉えてしまいがちではあります。
本当にそうでしょうか?

さあ、みなさんならどうしますか?
やらないっていうりゅうじくん。

みんなと一緒に遊ぼうよ!!                       こうなってほしい大人の願いと
りゅうじくんのやらない・・・
は方向性は真逆ですよね。

りゅうじくんに限らず、なんですが、
「やらない」という彼らの特徴があります。
それは                               「今あることにしがみつき安定を求める」・・・ということです。     


今の自分の姿と未来の自分のイメージをして              自分を成長させていく
それを捉える力が弱い・・・

「ほらこうやったらできるのよ!」
その大人からの具体的で                       彼らに響く支えが必要なんです。

だから
彼らがこうなりたい!!という気持ちになるのを            待つのは
ある程度尊重してみて、人間関係もできてきて、その居場所での自分が落ち着いているのなら、いろいろ試してみましょう!!。

                                  りゅうじくんにしたら、                       いやっていったらゲームに参加しなくていいわけです。
嫌って言ったら大人はそっとしてくれる・・・
そういうパターンを覚えてしまっているかも。

だから
ほらこうやったらね、できちゃうよ。おもしろいよ。
りゅうじくんに                           ビフォーアフターのその姿がわかるように示す。                          予定を示す、ロールプレイ、見通しの活動が付く手前に挑戦してみる、               誘ってみるチャンスtime、方法はありそうです!!

そしてまずは信頼できる大人と一緒にやってみる、                  
ほらできたね!たのしいね!                           
これを体験できれば彼らは強いです!

そしたら、彼らの
「そういうことやったんやね!」の表情が見られるんです。

だから「やらない、しない」には、大人の具体的な支えが必要。

今、みなさんが願うゴールが遠く離れているなら、
ゴールにむかってまずは一ミリでも一歩進める・・・
そんな感じでしょうか?

だから大人側の葛藤がある場面っていうのは
きっと彼らにも大人の支えが必要。                   な場面かもしれませんね。

たくさんのアイデア、ヒント、、、大人は謎解きをしながら、      こどもたちに「そういうことね!」たくさん経験させてあげたいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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