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レポート「まちの交流会」

みなさんこんにちは、ふくまち大学です🍂

10月も終わりを迎え、朝晩は徐々に肌寒さが増してきましたね。一年の中で「暑くもなく、寒くもない」時期って、実はほんのわずかしか存在していないのでは・・・?という気にさえなってしまいます。
そんな貴重な時期が刻々と終わっていくことに寂しさを覚えずにはいられない今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回は、先日開催したふくまち大学のイベント「まちの交流会」の模様をお届けします。


「まちの交流会」とは

今年度が初めての実施となる「まちの交流会」は、これまで様々な形でふくまち大学に関わってくださった方や、これからのふくまち大学に関心を寄せてくださっている方が気軽に交わる場所・時間となることを目指して開催しました。

会場は福井城址からすぐ近くの「OOTE Ⅲ(オオテサード)」。
中央公園に面した大きなガラス張りが目を引く建物に、当日は約30名の方が集まってくれました。

ふくまち大学との「かかわりしろ」クロストーク

メインコンテンツの1つ目として、ふくまち大学に様々な立場から関わってくださっている3名の方と「まちの学長」高野によるクロストークを開催しました。

一人目の登壇者は今井寛太さん。
今井さんは、7月に開催した「まちを綴る学科」に参加したことをきっかけに、ライターとして「まちのきものサークル」などのレポート執筆にも携わってくださっています。

二人目の登壇者は土田佳司さん。
「まちの学長」高野の小・中学校の後輩である土田さんは、ふくまち大学の場で高野と25年ぶり(!)の再会。そのことをきっかけに、現在まで沢山の講座に参加してくださっている、自称「ふくまち大学大好きおじさん」です。

三人目の登壇者は西澤公太さん。
昨年開催された「福井の学びを学ぶ学科」でふくまち大学に初参加したのち、「コミュニティナース学科」のレポート執筆を担当。今年の7月には「まちを綴る学科」のせんせいを担当されるなど、様々な形でふくまち大学に携わってくださっています。

土田さんは、ふくまち大学への初参加となった「まちの学び場を作ろうゼミ」の際は会場に知り合いが一人もおらず、少しだけ居心地が悪かったそう。しかし終わってみれば「楽しかった」という気持ちでいっぱいになり、翌月に開催された「まちの珈琲部」にも参加。そこでせんせいを担当した服部さんが自身のお子さんを連れての開催だったことで「こういう雰囲気でもOKなんだ」と気付き、その後の講座からは自身のお子さんを連れて参加することもあるそうです。

西澤さんからは「子連れでの参加しやすさ」の観点からのお話が。
小さなお子さんの子育て中である西澤さんは、自身がせんせいを務めた「まちを綴る学科」でもお子さんを連れて講座を開催されました。
土曜/日曜の日中に開催される講座や屋外で開催される講座は特に親子連れが多いのが特徴。高校生以下の参加費は無料のため、お気軽にご参加いただけます。

クロストークの最後に、ふくまち大学に参加してみて印象的だったことを改めて3名に伺いました。

今井さんは、印象的だったこととして「まちのきものサークルのレポートを読んだ人から感想をもらったこと」や、「まちを綴る学科での課題やレポート執筆を通して、福井をいろんな視点・角度から見られるようになってきたこと」、「福井のまちを楽しもうとする、様々な年代の人と知り合えたこと」を挙げてくれました。

土田さんからは「自分が実際に講座に参加した後だったということもあり、まちの新歓で実施したワークショップ(注:A~Zのアルファベットに沿ったキーワードを手がかりに、まちの魅力を書き出していくワークショップ)がすごく楽しかった。おそらく去年の最初の頃の自分だったらここまで楽しむことはできなかった気がする。ふくまち大学への参加を通して、無意識のうちに自分自身を外に向かって開くことができていたと気づいた。」といったお話が。

最後に西澤さんからは「これまで''好きか嫌いかわからない、自分の中でふわふわしているもの''を他人と共有せず、心に留めたまま暮らしていたが、まちを綴る学科の開催を通して、改めて自分の好きに触れることができた」とのお話がありました。


三者三様のポジティブなエピソードは、ふくまち大学の校訓である「ひらく・つながる・できる」を体現するかのよう。終始和やかな空気で進行したクロストークの時間を通して、会場も暖かい空気に包まれました。


ワークショップ「まちの魅力について考えたり発見してみよう!」

メインコンテンツの2つ目は、「まちの魅力について考え、発見する」ワークショップです。

今回は、
①自分の好きなこと・得意なこと=「自分資源」
②まちなかのお気にいり・気になる場所=「場所資源」

この2つを掛け合わせることで、「自分がふくまち大学で''せんせい''をするなら、どんな学科を開催するか?」を妄想する内容のワークショップを実施しました。

これは、普段から私たち運営チームや「せんせい」の方たちが講座を組み立てる際のベースとなっている考え方です。今回は参加者の皆さんにこの思考方法を模擬的に体験してもらい、「学科の開催」という枠組みを通して「まちの魅力」に対するイメージを膨らませてもらいます。


「自分が何かの講座をひらく」と捉えると、なんだか少し構えてしまうような、肩に力が入ってしまうような気がするかもしれません。でも、「自分の好きなこと」を「自分の好きな場所」で「誰かと一緒にやる/考える」といった流れで分解しながら考えてみると、頭の中がやわらかくほどけて、アイデアがふわっと湧いてくるような気がします。


後半は、参加者の皆さん同士でそれぞれが考えた「◯◯学科」をシェア。

・「散歩や写真、食べることが好き」という方から出たアイデア「街歩きしながらピクニックし、みんなで写真を撮影し合う学科」

・まちなかにある個人経営の飲食店って魅力的だけど、一人で入るきっかけがなかなか掴めない・・という声から生まれたアイデア「お互いの馴染みのお店を紹介し合う学科」

・ビールを飲むのが大好きな方による「''仕事中にビールを飲むことが許される社会''はどうすれば実現できるのかを考える学科」

などなど、今すぐにでも実現したいくらい魅力的なアイデアが沢山飛び交い、会場のあちこちで明るい声が上がりました。


おわりに

今回の「まちの交流会」は、ふくまち大学に様々な立場から関わってくださった方の声を紹介しつつ、参加者の方に「自分ならどんな形でふくまち大学を活用し、福井をもっと楽しめるか」を考える契機としてもらうことを目指して開催しました。

ふくまち大学では、各講座の参加者はもちろんのこと、講座をひらく''せんせい''や、講座を伝える''ライター''など、様々な立場から関わってくださる方を常時募集しています。

ぜひふくまち大学を、皆さんにとっての「まちを楽しむためのツール」や「まちとの関わり方を増やすためのきっかけ」としてどんどん活用していただければと思います。

今年度も下半期に突入しましたが、ふくまち大学ではまだまだ沢山の講座やイベントの開催を予定しています。皆さんと福井のまちなかでお会いできることを楽しみにしています!


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