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シャツ屋さん with 専門学生②

こんにちは
フクコトバのBBです

2週間近く時間が空いてしまいましたが
今回は訪れたシャツ屋さんの話の続きを

その時にも書いたとはお思うのですが
お店を訪問するまでは
お店の様子や店員さんとのやりとり
どんなことを考えて作られたのか?
などをnoteにしようと考えていたのです

、、、が
なぜかわたしではなく
一緒に訪れた服飾専門学生
と話している時間がフツーに長い

もちろんわたしへの
丁寧な説明・対応をしてくださった
上でのことなのですが

倍ぐらい違ったように思います苦笑

そしてその店主さんと
専門学生とのやりとりが興味深く
そちらこそをnoteにしよう!
というところまでを書き
力尽きたのでした汗

ではその2人が話している内容の
どこに自分は惹かれたのか?

それはズバリ、、、

同じ事を話しているのにもかかわらず
絶妙に話が噛み合っていないトコロ

????

話が通じて盛り上がっているとか
ではなく?

そうなんです

いくつか例を挙げますと


「コロナ禍で
専門学校にも関わらず
実技の授業が減り
学校のファッションショーや留学など
の大事なイベントが
が中止ないし縮小になってできない
なんだかなあ」

「できない理由ばかり考えないで
どうしたらなにができるかを考えたら?
学校でショーができないなら
自分たちでやればいいし
誰もいないなら1人で
見せられるほど作品がないなら
それこそいまから作ればいい」

「ミシンをどれを買ったらいいのか?
メーカーとかあの機能をつけるかどうかで
迷う、、」

「うーん?
業務用のモノであればどこのメーカーでもよいのでは?
どんな道具をも大事だけど
それよりも先に自分が何が作りたいのか?
そのために何が必要なのかだと思いますけどね」

「○○学校卒業なんですか?
先生知ってます?
ファッション界の東大みたいなもんですよ
最近の有名なファッションブランドのデザイナーってほとんどそこの卒業生なんですよ!
いいなあ」

「そんなにすごいことではないですよ苦笑
自分がやりたいことをするために
必要だと考えたから
その学校に通っただけであって
学校の先生の言うことも
全部は信用してなかったし
自分の作品も先生でなく現場のプロに見てもらってました
それに
そんなに良いと思っていたのなら
逆になぜ別の学校を選んだのですか?」

リアルタイムで
傍から見てる自分としては
これらのキャッチボールに
内心ヒヤヒヤもんでしたが

あとから振り返って考えてみると
おなじファッションの括り
の中にいるとは言えど

あくまでまだ
専門学生である彼女

それに対し
生地の仕入れから型紙から縫製から販売
まで全てを行うプロの店主さん

本当に大事なところ
優先すべきところ
が分かっているかどうか
それを実行できるかどうか
そのために何が必要なのか
そこまでしてやりたいことなのか

職人としての心構え?
とでも言うのでしょうか?

上手く言おうとすると
陳腐になってしまいますが

それがあるかないかが
今回のズレの正体ではないか
と思ったのです

かく言う自分も
いまの職場にインターン来た時
のことを振り返ると
肝心なことが分かってなかった
ことが分かります

もちろん当時も一生懸命やっては
いましたが
やはり壁にぶち当たると
渡鬼のえなりかずきばりに
だって○○じゃないか
とできない理由をあげていたので苦笑

仕事になるとそうもいかないんですよね💧
できないなら
出来るように考えないといけない
それが何度も何度も続いていく

辛いのなら別に仕事でなくても
趣味なりボランティアなりでやればいい
誰も自分に強制はしないのだから

もちろん
仕事の有り様や心構え
は人それぞれですし
店主さんもあくまで自分の考えは、、、
という前置きで話してくださいました

今回の出会いが彼女にとって
少しでも仕事と自分との距離を
感じる機会になっていれば
幸いです

そして
その距離を埋めるサポートが
自分たちの仕事でもあるので



長い上に
ファッションのそのものからは
離れた話になってしまいました

最後までお読みいただけたのなら
ありがとうございますm(_ _)m

ではまた









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