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薬科大学はどんなことをしているのか? 学年ごとにシンプルに紹介! はたして6年必要なのか?


薬学生の実態
薬学の大学に入るとどういうことをするのか

 大学の薬学部が6年生になって約10年。薬学生がどんなことをしているのか、どんなイベントがあるのかなどを紹介していきます。

※大学ごとにやることは違うのでご了承ください🙇

1.重大イベント早見表

1年目:特に何もなし
2年目:特に何もなし 実務実習開始 成人式
3年目:特に何もなし
4年目:CBTOSCE
5年目:薬局実習、病院実習、卒論準備(実験)
6年目:模試試験、卒業論文、就活、薬剤師国家試験

 こんな感じです。1~3年目は大きなことはなく、授業や実習をただこなしてテストしている感じです。
 各年ごとになにをしているか細かく見ていきましょう。

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2.薬学生1年目

 まず1年目薬学部に入って個人的に思った感想は、本当に薬剤師になれるのだろうかということです。なぜそう思うかというと授業がほとんど薬と関係ないからです。例えば、英語、数学、ドイツ語、倫理、体育、パソコンなどなど、これを見て薬剤師になれる気がしないですよね(笑)
 基本的に座学です。早く帰れることもたくさんあります。

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3.薬学生2年目

 続いて、2年目から薬学っぽい授業が増えます。有機化学、物理、生物などなど、実験などの実習も増えます。中間テストや、期末テストも難しいものが増えてきます。ここら辺から再試験になる生徒が増えます。
 ただ2年目で留年する生徒は少なく、まだ早く帰れます👍

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4.薬学生3年目

 授業で薬理、薬剤などが増え、授業数も増えます。また実習も増えレポートに追われます。ここら辺から忙しくなり、帰りも遅くなります。再試験もたくさん取る生徒もかなり増え、留年も増えます。

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5.薬学生4年目

 4年目はCBTやOSCEが12月~2月の間にあります。CBTやOSCEを簡単に説明すると昇級試験のようなもので、CBTが筆記試験(※パソコンでやるので筆記ではないですが・・・)、OSCEが実務試験(軟膏を詰めたり、疑義照会したり、服薬指導をしたり)などなど。落ちたら留年です。再試験もあります。

 中間・期末試験も難しく、実務実習でレポートで留年になる生徒も・・・
 
 ちなみに感覚ですがCBTやOSCEで落とされる生徒の数は25~50人に1人くらいかと思われます

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6.薬学生5年目

 まず5年生であることは実務実習。これは簡単に言うと薬局と病院でそれぞれ11週間仕事や業務を体験してくることです。その間にテストやら卒業論文の実験、作成したりします。なので大学にいる時間はほとんど少ないですね。中にはこの期間に就職活動している人もいるみたいです。MRを目指すような人はこの時期やってました。実習と並列でやっていたので大変そうでしたね。

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7.薬学生6年目

 さぁラスト6年生。最初は国家試験の勉強をしながら実験や卒論作成、病院・薬局希望組も就活します。病院見学も行ったりします。そして卒論作成ですがこれも早く終わる組や9月くらいまでやる人もいて大変そうです。

 授業もほとんど国家試験対策のものなど。結構大学に友達と残って国家試験の勉強していました。後半はほとんど国家試験勉強。終わり際に卒業試験があって受からないの国家試験受けられないまま留年です😱

 クリスマスや正月も大学来て勉強している人もたくさんいました。特に、毎日朝早く来て夜11時とか帰る強者もいました。


いかんせん昔の記憶なので忘れていることもあるとは思いますが流れはこんな感じでした。

ご参考いただければ幸いです😄


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薬剤師国家試験問題集

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