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被害は軽微ではなかった?!石巻のおつまみ缶を食べて応援、よろしくお願いします!

こんにちは、安井郁子です。
まずは、2月13日の福島沖地震で、被害に遭われた方におかれまして、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復旧できますことを、心よりお祈り申し上げます。

木の屋石巻水産さん(宮城県石巻)も大きな損害に

今日は、日本酒のお蔵元さんのお話ではありません。が、お酒のお供のおつまみ缶を製造している、宮城県石巻の「木の屋石巻水産」さんの状況についてお話させていただきます。
先日の福島県沖の地震で、人的な被害や工場の被害はございませんでしたが、大きな損害を受けていらっしゃるのです。
東北の方は控えめで、木の屋石巻水産さんは、当初「被害は軽微だ…」とのご報告でしたが、時間がたつ中で確認させていただきますと、破損の状況等、とても軽微とはいえない損害であることが分かってきました。 

木の屋水産1


缶詰倉庫のうち1ヶ所で荷崩れし、5万箱の在庫に破損、凹みなどの被害があり新物の金華さばなどが、なんとすべて廃棄になりそうなんです。
被災した缶詰について、現在保健所とも協議をされているようですが、ほんのちょっとの傷や凹みが軽微な缶詰については、有効利用できる可能性はないものなのでしょうか?

”こだわり”と魚の水揚げ事情

木の屋石巻水産さんにおいては、お酒のお供になる、缶詰を幅広く展開されています。中でも金華サバは、こだわりの商品です。

朝、石巻魚市場に水揚げされた新鮮なさばを用い、同じく地元産の味噌や喜界島の粗糖などであじつけ、社員スタッフさんによる手詰めで作られております。その模様は、こちらのYou Tube でもご覧いただけます。

しかし、ここ数年来、地球温暖化の影響もあり、魚(金華サバやサンマ、イワシ等)の水揚げ量が減少しており、取引価格の高騰で充分な製造量に達していないのです。

仕込める時にすこしでもストックする方法で、製品化を維持してきたという実情でした。そんな中での破損ですので、よりダメージが大きいのです。

もし、市場にこのような商品を見つけましたら、ぜひ、宮城・福島の日本酒と共に、お買い求めくださいね。また、商品がタイトになっても、暖かい気持ちでの応援を、どうぞよろしくお願い致します。

金華サバ

缶詰セット

石巻のおつまみ缶を、食べて応援、よろしくお願い致します!!





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