プロジェクトX(-pt.)、配信ライブに挑戦した話

(エーックス、、、)

風のなかのぎん〜【著作権】

って訳で今回は配信ライブについて書きます。

現在X-pt.では4台のカメラを使った同時配信が可能です。
もちろん映像や配信関係のプロの方のレベルからしたら断然簡素なモノではありますが、、、

しかし、この簡素なシステムを作るだけでもなかなかの苦労が有ったのです。

何せ我々ライブハウスマン、配信はおろか映像に関してもズブの素人のスタートでしたから、、、

なぜ配信ライブに着手したか?
それは「ライブが出来ないバンドのモチベーションを保つためにどんな形ででも人の目に触れる機会を作りたかったから」です。

高知という土地柄、配信ライブを収益にする事は難しいと当初から考えていたので、設備にかけるお金は最小限に。

しかし、バンドと視聴者の満足度の合格点は獲得する。

そのためには頭使って試行錯誤するってモットーで配信ライブプロジェクトを開始したのです。

(エーックス、、、)

画像1

3月時の配信ライブの準備の様子。スタッフの個人機材フル活用で何とか形を作ろうとしてました。


ここからは時系列で話していきたいと思います。

最初の配信は3月、イベントが続々と中止・延期されていた時期です。大学の卒業生が集まったウチのバイトの子仕切りのイベントでした。

イベント開催が難しくなり、卒業生中心のイベントなので延期も難しい、、、中止するしか無い?って状況だったのですが、配信をやってみよう!というライブの代替案から始まりました。

ちなみにこの時の配信はケータイ1台をホールに置き、twitterライブで配信するといったシステム。

まぁ酷かったですね(汗)音も映像も、何やってるか分からない感じでした、、、(一応、同時に別ケータイで撮影し、それなりのモノは後日YouTubeに載せましたが)

そんな感じのノリでは全然ムリなんだと気付き、本腰を入れ始めます、僕とウチの若い双子スタッフの3人でYouTube、映像用twitterアカウント「X-pt./ri:ver放送部」を発足し、色々とチャレンジをしていきます。

2回目は中止になってしまったri:verの周年イベントの日、出演予定だった地元の2バンドからの提案で配信ライブを敢行。前回の失敗から得た知識で配信の要とも言えるキャプチャーボードとPC、インターフェースとビデオカメラを使用します。

すると、バンドと視聴者からある程度好評を得る事ができ、我々放送部は確かな手応えを感じました。

そして3回目、開催中止になってしまった四国最大のサーキットイベント「サヌキロックコロシアム」。それが、オンライン上で出演者の出演時間に合わせてメッセージや動画を投下するって形に変わって開催された「バーチャルサヌキロック」にて地元枠X-pt.代表バンドは生配信ライブを行う事に成功しました。

お客さんを入れてのライブは出来なくて、中止・延期ばかりのスケジュールで滅入ってた我々が渇望していた「充実感」を配信ライブにより得ることが出来たのです。

暖かくなればまた普段通りライブは出来るようになるだろう、それまでの間、ちょっと配信ライブやっても良いんじゃない?ちょっと皆やってみようぜー!
まだ、そんな期待を持って明るい気持ちの時期でした。

しかしその気持ちはしばらく後に打ち砕かれます。

2020 4/16 全国緊急事態宣言発令

続く!

(エーックス、、、)



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