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『テッド・バンディ』シリアルキラーの語源となった実在の殺人鬼


何度も映像化されているテッド・バンディ(セオドア・ロバート・バンディ)

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何度も映像化されているテッド・バンディ(セオドア・ロバート・バンディ)ですが
今回はザック・エフロンがテッドを演じています。

さらに、テッドの恋人の視点が強めだというのが大きなポイントですね。
単なるシリアルキラーものではなくて
「身近な人が実はシリアルキラーでした」という恐怖と混乱を実話を基に描いています。


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テッド・バンディといえばここに書くことすらためらうほどの殺人鬼。
シリアルキラー の語源になった男で、裁判官の言葉を借りると「極めて邪悪で衝撃的に凶悪で卑劣」な男。

しかし、IQ160でイケメンで立ち居振る舞いも堂々としていてユーモアもあるので
裁判がテレビで放映されると女性ファンが増えていき
傍聴席は毎回満席、ファンレターも届くという状況。

自分で自分の弁護をできるほどの頭を持っていたので
メディアも翻弄され、
事件を州をまたいで実行されていたことから
それぞれの州警察の連携もとれず
なかなかテッドを有罪にできない。

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テッドの恋人の視点になっている

ので
観客側も「有罪なの?無罪なの?」と揺さぶられながら観ることになります。

パンフによるとこれは監督の意図通り。
監督のジョー・バーリンジャーはドキュメンタリー作家らしい個性で
他の映画との差別化が図られています。

監督曰く
「真実は誰でも見えるところにありましたが、手遅れになるまで、誰1人その真実に立ち向かうことができなかったのです」とのこと。


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