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傑作名作オススメ

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ギヨーム・ブラック監督 38分に青春詰め込んだ ドキュメンタリー映画『リンダとイリ…

どうやって撮ったのか ドキュメンタリーだということが信じられない 的確すぎる オシャレすぎ…

「地球では檻に入らずに歌っていいのか?」 映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』ラストネ…

名作っ! コメディの皮を被った政府批判! いや、そもそもコメディとはそういう側面が強いも…

久しぶりに吸い込まれた傑作上質コメディ 映画『アメリカン・フィクション』

好き!最高なんだけど。久しぶりに吸い込まれた。 続けて2連続で観た。 「5」はさすがに高す…

死に近い人間の… 映画『生きる』ラストネタバレあり

『生きる LIVING』を先に見まして 元のこちらも観ねば、と。主役の渡邊は無為に生きてきたた、…

痛烈な皮肉とユーモア&アオハル 弩級の反戦映画『肉弾』

特攻の出撃命令を受けた"アイツ"は、その時21歳6ヶ月。 出撃を明日に控えた〝アイツ〟は最後の…

『オッペンハイマー』と併せてどうぞ 映画『ひろしま』(1953)

「昔の立派だった頃の日本を思い出すことは大変良いことだと思いますが、 そうした国民の中の…

『ラースと、その彼女』感あり 『夜明けのすべて』

珍しい人たちを映画に引っ張り出して珍しい人たちを映画に引っ張り出して マジョリティに苦しめらる様子をさんざん描いといて ラストで死ぬ、 で何故か観客は「感動したー」と感想を書く、 みたいな映画がずっと作られてきたし 日本では数年前まであったけれども、、 いやはやようやくここまで来たもんだ。 原作小説があってのことだけど 監督によって原作がよくても映画でズタボロにしちゃうパターンもあるもんね。 ** 原作は未読だけど おそらく原作がこのトーンなんでしょうね。 このト

劇場版からの起死回生!ドラマ版シーズン2『きのう何食べた』

※ 『劇場版 きのう何食べた?』のラストに触れます。 ** 2021年の映画『劇場版 きのう何食…

2023年映画ベスト10

1 位 逃げきれた夢2 位 月3 位 そばかす4 位 小さき麦の花5 位 帰れない山6 位 青いカ…

カザフスタン映画『父は憶えている』カザフスタン人と日本人は顔が似ている

23年ぶりに帰ってきた父は記憶がないし話もできない。 鏡なんですね。 そんな父に見られてい…

映画『羅生門』(1950) 3人の証言は食い違う ネタバレあり ~映画イラスト~

その0 平安時代を舞台にした武士殺人事件の法廷劇盗賊「俺が殺した」 武士の妻「いやいや私…

映画『月』どうぞ観に行って!とは言えない。しかし満点だっ

四コマ映画『月』オススメはできない。 どうぞ観に行って!とは言えない。 しかし満点だっ! …

映画『バービー』バービー誕生の前にあった西ドイツのビルド・リリ ラストネタバレあ…

まず僕はマーゴット・ロビーの喋ってない時の演技が本当に好きなんです。本当に表情が素晴らし…

農民が怖くて怖くて・・ 映画『七人の侍』ネタバレあり〜映画感想文〜

恥ずかしながら初めて見ました。めちゃくちゃ面白いですね。 何がって、ほぼ全要素が。 箇条書きにしていくと ⚫︎農民の怖さ ⚫︎各キャラの奥行き、面白さ ⚫︎アクションの凄さ(何人か骨折してるはず) ⚫︎画面の面白さ ⚫︎話の面白さ ⚫︎サスペンス ⚫︎どんどん死んでく悲しさ ⚫︎そして、やはり農民の怖さ 下足の男(多々良純)の感動セリフ多々良純演じる下足の男は、それまで、護衛のために侍を雇おうとしている農民たちを馬鹿にしてきた。 気位の高い武士たちが、以下に浪人になろう