さみしさに出会い直す時
今思えば本当に本当にごめんなさいなんだけど、コロナの流行で、コロナ離婚やら人間関係の膿が炙り出されている方をみると
「ほれ見たことか!今までちゃんとやってこなかったからだ!」
と心のどこかで思ってしまう自分が一時期いました。
なんでだろう?どうした私?と落ち着いて自分に問うてみると、出て来たのは、「私はこんなに頑張った!!」という気持ちと、
長い間、その頑張りを誰にも分かってもらえない(拗ねていた私は勝手にそう思っていた)というさみしさだった。
数年前、不幸な訳ではないけど、現実が灰色に感じていて。
日々ニコニコ過ごしたい
大切な人と仲良く一緒にいたい
大切な人に笑っていてほしいという
ただそれだけの願いがいつもことごとくうまくいかなかった。
悲しくて、悔しくて、ある時、もうこんな悲しい思いはしないと、決意した。
人間関係のこと、男女の違い、対話すること、自分を心地よくいさせてあげること。
たくさんたくさん情報に触れて実践もして、素敵だと思う人に会いに行って。
我ながら一生懸命で本当に偉いなぁと思う。
おかげさまで数年前の望みだった日々ニコニコ過ごすことや、大切な人達と仲良く笑って過ごすことが今は出来ている。
だから、幸せなのに「ほれ見たことか!」なんて思った時は、一瞬自分でもものすごーーくビックリした。
そして、本当は、「よく頑張ったね。ありがとう。」と気がついて欲しかったのだと分かった。
コロナで人間関係の膿が出てきた人は今まで見て見ぬ振りをしてきたことに向き合うタイミングなんだと思う。
その方々と同じで、私も、一生懸命になりすぎて置いてけぼりにしてきた
さみしさに出会い直すタイミングでした。
今、苦しいなって思う方、モヤッとした感情がわく方、自分の方がすごい!ほれみろ!って他人に言いたくなる方、
「置いてけぼりにしてきたものは何ですか?」
「見て見ぬ振りをしてきたことはなんですか?」
ゆっくり焦らず自分に聞いてみたらいいと思います。
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