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自作ギターの製作話1 〜プロローグ〜

はい、気を抜くとすぐブログ的なものをサボってしまうのは私です、、。

世の中の諸般の事情で時間もできたのでのんびり更新頻度を増やしていこうかなぁ、、とは思ってます、、ええ、、。


という訳で本題なのですが、昨年の10月頃ふと自分でギターを作りたいなと考えました。


理由は2つあって、1つは僕がギターサポートさせていただいているWabi_Sabi (http://wabisabiunit.com
というユニットのライブで演奏していて思った事。


Wabi_Sabiの楽曲はPops、Soul、Jazz、Rock、HipHopなど様々な音楽ジャンルの要素が絡み合っていて知識やスキルは勿論ですが音色の選択もかなりシビアに選ばなくてはなりません。
(Wabi_Sabiのお2人は全部お任せで自由に演奏させてくれるのであくまで自分の中での「シビア」です。)


僕が持っているエレキギターは3シングルのSuhrギターとフロントとリアがハムバッカーのFoderaギター。

Foderaはタップスイッチが付いていてハムバッカーをシングルに切り替えられるのですがどうしてもタップのシングルは線が細くなりがちでハムバッカーのまま使ってしまいます。

Wabi_Sabiのライブはインストアライブが多いので2本持っていくのもセッティング時間やステージ上の物量、ライブ中の持ち替えなどもからもあまり得策ではないなと考えてました。



〜少し話が変わりますがこの話の前にライブで使うエフェクターボードの軽量化をずっと考えていてエレキ、アコギの両方使う現場でも一つのボード(なるべく軽く、でも音の妥協はしたくない)を組んでいました〜

↑左半分がアコギ用、右半分がエレキ用。


エフェクターボードもコンパクトにしたのだから1本で様々なシチュエーションに対応できるギターが欲しいなぁと思うようになりました。


そんな事からSuhrのSSH配線のギターを狙っていたのですが、ここで自作した理由の2つ目が出てきます。


高い!!


はい、Suhrギターを試奏しに色々なお店に足を運んだのですが欲しいスペックや音色のものは新品で50万超え。
中古でも20万円台後半から30万円ぐらいでした。
(Suhrユーザー歴長いのですが音色は勿論、弾きやすさ、故障率の低さからSSH配線が欲しいと思った時に他のメーカーが選択肢に入らなかったです。)

今後Wabi_Sabiライブはもちろん他の様々な現場でたくさん使う事も考えればそんなに高い買い物ではないのですが、、、

野外で雨や潮風、強い日差しの中で使う事も想定していたのでガンガン傷がついても気にしない、下手したら壊れても仕方がないと割り切れるようなものが良いなと考えていたので、壊れる前提で買うとすると流石に「高い」と思ってしまったのです。


そこでまさかの、


「ああ、自分の好きなように作ってしまえばいいのでは??」


という考えにいきつきました。


実は過去にも木材を買ってきて1から作る事に挑戦したりしていたのですがことごとく断念していました。


作りたいという気持ちは昔からあるのですが今回は最後まで作れるかなぁ?

と考えていた時に1からの自作ではなくネックやボディやその他の部品を集めて組み合わせたらどうか?という事を思いつきました。


早速オークションサイトやフリマサイトを覗くと、、、パーツ沢山売ってるー!しかも安い!


という訳でフランケンギターの製作がここから始まる訳です。

この時はここから色々な壁にぶつかる事など知らず出来上がったギターを弾いている姿を妄想し、ただただ希望に満ち溢れていました、、、。

続く


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