「社会貢献しながら働きたい」SDGs就活の時代(SDGs日記)
大学4年生の息子の、コロナ禍での就活。会社説明会も少なく、慣れないWeb面談。友だちとも会えず、大学に相談に行くこともできず、孤独な就活だったと思います。早めに動いていたので、割と早めに内定をいただくことができましたが、親としても不安な期間を過ごしました。
親の心配をよそに、息子は淡々と過ごしていて、今どきの就活生って、昔と価値観が変わってきているだな~と知りました。
親の価値観
私が就活したころは、「何をしたいか」「どこで働きたいか」が就活のポイントだったように思います。
私は、「何をしたいか」=「教師をしたい」の夢が破れ、「どこで働きたいか」=「父が帰ってこいと言ったので、群馬県にUターンしなきゃ」ということで、群馬県のIT企業に就職しました。給料、福利厚生、会社名などで決めたような気がします。
「なぜその会社を選んだのか?」と聞かれても、アツく語ることができただろうか? なんとなく・・・で決めてしまったのではないか?と振り返っています。
息子たちの価値観
就活の観点も、時代とともに変化して、いまはSDGs就活という言葉があるくらい、「社会貢献しながら働きたい」という若者が増えています。
給料、福利厚生、会社名ではなく、自分と同じ価値観の人と一緒に働きたいという意味ではないかと、私は解釈しています。
就職の際、学生が企業に対して「御社は、どのようにSDGsに取り組んでいますか?」と質問することも珍しくないそうです。
企業としては、SDGsに取り組み、社員が自分の言葉で語れるようにしておかないと、イマドキの学生にそっぽ向かれてしまうかもしれませんね。
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