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【Iパス勉強】ストラテジ系~企業と法務その7~

ITパスポート試験にむけて、知識をまとめています。

本日は、知的財産権まわりの法律です。


知的財産権

◎著作権

知的財産権のひとつで、創った時点で権利が生まれるもの。日本では作者が亡くなったあと70年は権利が続く。

〇著作物の例
・映画
・音楽
・書籍
・ソフトウェア

◎産業財産権

▼特許権
産業財産権のひとつ。
一部をのぞいて出願から20年は権利が続く。

〇例
・高い技術からなる発明
・アイデア

▼実用新案権
産業財産権のひとつで、物に関して考えたアイデア。願い出てから10年は有効。

〇例
・構造
・組み合わせ
・形状

▼意匠権
産業財産権のひとつで、商品にかかわるデザインを守るもの。願い出てから25年は有効。

〇例
・色彩
・模様
・形状

▼商標権
産業財産権のひとつで、商品のトレードマークである商標を守るもの。登録してから10年できれるが、更新は可能。

ビジネスモデル特許

ITの力を使ってできたビジネスモデルを、知的財産として守るもの。

クロスライセンス

2つまたはいくつかの企業が、お互いにもっている特許を利用できる状態にする。

〇例
・開発費用の節約
・特許の使用料金がかいらない

不正競争防止法

事業者同士、不正なやり方で争わずに公正に競争しましょうという法律。

営業秘密として、活動するうえで有益になる営業情報や技術を守る。

営業秘密で守ってもらうには、以下3つを全て満たすこと。

〇条件
・有用性(有益な営業/技術の情報)
・秘密管理性(きちんと秘密に管理されている)
・非公知性(公に知られていない)

ソフトウェアライセンス

「このソフトを使うことを許可します」という権利。

または、「使うのはいいけどコピーや再配布はやめてね」などの条件をまとめた契約書。

参考:
ソフトウェアのライセンスの種類|ソフトウェアのライセンスとは? | OSSライセンス初歩の初歩 (osslicense.jp)

アクティベーション

有料のソフトやシステムを使う際に、制限されていた機能を開放しすべてを使える状態にすること。

関連が深い単語は、ライセンス認証。

参考:
アクティベートとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 (i-3-i.info)

アクティベート(アクティベーション)とは - 意味をわかりやすく - IT用語辞典 e-Words

シェアウェア

お試し期間のあとにお金を払えるソフトウェア、またはそういった利用法や配布の仕方を指す言葉。反対の言葉はフリーウェア。

参考:
Q. シェアウェアって何ですか? - チエネッタ|NTT西日本 (flets-w.com)

〈その他参考書籍〉
・かんたん合格 ITパスポート過去問題集 令和5年度 秋期
・キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和5年

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