第1期天鳳名人戦

麻雀で大切なのは狡猾と臆病

昔のブログの再録です。

第1期天鳳名人戦2節で失敗したと思った局面。

ケース1 臆病の大切さその1

その1。ダントツの親でかっぱぎリーチにいった。

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かっぱぎリーチという発想はいい。ただ、巡目が遅かった。10巡目までのリーチならいいんだけど、13巡目のここはダマだったんじゃないか。

このあと追いかけリーチをくらって、ドラをつかんで放銃する。

そんな結果は予測できないんだけど、これが10巡目までのリーチだったら、結果としてマンガンに放銃したってしょうがないと思う。でも、13巡目にリーチして、追いリーにマンガンを放銃するのは、臆病さの不足じゃないかね。

荒さんなら、ここはダマにして、ドラをつかんだらオリそう。それは流れ読みというよりも、慎重さ、臆病さだよね。それが大事。

麻雀は4人でやる社会的なゲームなので、大事なのは臆病(おくびょう)と狡猾(こうかつ)。狡猾ゲームなんだよ麻雀は。若いやつは何を切るのが正しかったかってことばっか語りたがるけど、一人や二人でやるゲームじゃないんだから、そーゆー牌理的なことよりも、狡猾さと臆病さのほうが効果があると思う。正着打マニアになってはいかん。それよりも狡猾&臆病だ。

ケース2 臆病の大切さその2

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その2。手には赤々あって、連続形の具合もいい。ただ、手の進みが遅かった。この時点で、かなり危ういものを感じていた。

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