ボロカス書こう
昨日の、
は無料にしたせいか、やけに反響が。
言われたら言い返せというのが小学校以来の作法なので、文章の添削を。
nemata氏の本日は第九期天鳳名人戦第6節より原文↓
第一期から参加している何か踊っているおっさんはそろそろ交代したらどうかという意見も見受けますが、「安定7.5段と安定8.5段はどこで差がついているのか」が分かりやすく、鳳凰卓を目指したい、鳳凰卓までは来れたけどもっと勝てるようになりたい人向けの記事が書きやすいという意味でも、個人的にはこのようなプレイヤーが一人くらい混じるのは有りだと思っています(笑)
それを添削すると↓
1行くらいずつ見ていきます。
・何か踊っている→、卓上で踊ってる? Ptが異常に上下してること?トータル1位であること?など、別の何かである可能性を感じさせられ、誤読を引き起こすことも。趣味ダンスみたいに書くとミスリードは起きない。→なるべく具体的に
・「踊ってるおっさん」だけでは、誰のことかわからない人もいる。外国人や子どもでもわかるように。「福なんとかというおっさん」とすれば、読み手が探せばちゃんと見つかる。→内輪受け臭をなくす
・一文が長いときはどこかに読点「、」を。主語と述語の間に「、」を打つのは、稚拙といえば稚拙だけど、わかりやすさ優先で。→「、」なしが続くのは1行まで
・「見受けます」でも間違いではないけど、受け身にした方がベター。
・一文の長さはそこそこに。ここで切る。
・「ですが、~」みたいな接続詞の「が」。これは逆接をにおわせつつ、順接であることもある中途半端なもの。ここで切って、「しかし」「だが」「なのに」など逆接の接続詞を使うと、確実に逆接であることを示せて、わかりやすい。→接続詞の「が」は避ける
・「彼が混ざることで」があった方が正確は正確。
・一文の長さはそこそこに。
・「も」は、それがすべてではないことを示す。じゃあ他に何があるのか?というと、それは説明されてない。→「えらぶり」は避ける
・「個人的には~あり」という慣用表現は距離が近い方が明確になる。個人的なプレイヤー?などの誤読を防げる。→慣用表現は近づけて明確に
・最後に句点「。」を打つのが、今のスタンダード。
全体的に、一文が長すぎる以外は、そんなに駄目じゃないです。
言いたいことはすぐわかるので。
この調子でいきましょう。
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しょぼくれ中年ダイアリー
本業は麻雀ライターの、麻雀以外の日々のエッセイです。出版、本、漫画についての話が少し多めです。
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