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第4期Mリーグのドラフトを考える

「麻雀界」9/1発売号に載ってるコラムです。これ↓に書いたのと同じような話で、内容的に大きな違いはないと思います。

以下、掲載コラムです↓

ドラフトの2つの傾向

今年5月にMリーグの3期目が終了しました。そしてオフシーズンとなって、契約満了の選手が出るとともに、4回目のドラフトの結果が出ました。

今回の選手のインアウトには過去3年とは違う傾向が表れています。それを見ていきましょう。

まず①若返りです。

今期で契約満了したのは以下の4名です。
・前原雄大(64)
・藤崎智(53)
・和久津晶(43)
・滝沢和典(41)

そして、今期新たに指名されたのは以下の6名です。
・滝沢和典(41)
・松ヶ瀬隆弥(41)
・二階堂瑠美(40)
・本田朋広(37)
・伊達朱里紗(30)
・東城りお(30)

抜けた4人の平均年齢は50.3歳。入った6人の平均年齢は36.5歳。約14歳も若返ってます。

滝沢和典プロはEX風林火山を抜けてコナミ麻雀格闘倶楽部に入っていて、差し引きゼロなので、滝沢プロを除外して平均を取ると、53.3歳と35.6歳となって約18歳差となります。ものすごい差で50代、60代は外して30代を入れる傾向がはっきりと出ています。

そして2番目の傾向は②プチ芸能人化です。

二階堂姉妹のもう一人である二階堂瑠美プロ。尋常じゃないイケメンの本田朋広プロ。売れっ子声優の伊達朱里紗プロ。グラビアアイドルでありMリーガー並みのツイッターフォロワー数を持つ東城りおプロ。

みな芸能人として見たら大型ではないですけど、ただの麻雀プロとも言えないと思います。

年配で成績不振な人が契約満了になったので、ガチ路線に行くかと思いきや、プチ芸能人路線に行ったという予想外の展開でした。

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