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狂熱の福本伸行 闘牌シーン制作の現場から

麻雀シーンは竹書房の社員が作ってる

片山さんの話↓が好評だったので、福本さんのことも書こう。

麻雀漫画研究の馬場裕一インタビューで、「アカギ」のことが語られてる。馬場さんが「アカギ」も闘牌シーンを依頼され、当初は少し作ったけど、すぐに手を離れた的に。

なぜそうなったか?

福本さんが鬼だからですね。

闘牌シーンの制作って普通のワークフローだと、
漫画家、闘牌シーン制作者、編集者で打ち合わせ、→ 闘牌シーンを制作、
あるいは
漫画家、編集者で打ち合わせ、→ 編集者からの依頼で闘牌シーン制作者が作る、
となる。

外部の人に依頼してると、多少時間がかかるんだよね。

福本さんはとにかくネーム(シナリオ)段階で鬼すぎて、最初に決めた案では妥協しない。果てしなく考え続ける。

その結果、やっぱりこうしたいという案が次々と変わっていく。そのつど、それに対応して作るのは、外部の人だと追いつかない。

「アカギ」の闘牌シーンはすべて竹書房社員のWさんが作った。それが本当に大変なのよ。

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