ゾンビーから蘇生してくるアウトレイジとの死闘の果てに【天鳳名人戦第9節2回戦】
優勝しそうな俺
noteと天鳳名人戦がすべてのしょぼくれ初老。それが俺だ。
そんなしょぼくれ中年も、天鳳名人戦の時間になると、ウェンズデイ・ナイトフィーバーで若ぶった麻雀を打っている。
その結果、なんと優勝しそうになっているのだ。
こんなダントツの俺に、厳しい包囲網が敷かれていた。
俺がこの日「今日はよろしくお願いしまーす(*´∀`*)キュン!」と挨拶しても誰も返事すらしねー。包囲網は仲間外れから。みんな徹底してるわ。
1戦目は痛恨のデバサイを打ってしまい3着。デバサイが痛い。内容は完全にマイナスだった。
2戦目は勝とうとは言わない。ラスらなければいい。麻雀は負けなければ勝ちなんや。
対戦相手は、就活生@川村軍団、おかもと、醍醐大の3人。
押し引きマシーン、超人、アウトレイジだ。マシーンと超人には勝てない。強すぎる。俺が勝てるとすればアウトレイジだけだが、そのアウトレイジが対面の席で、あまりの座高の高さにそびえ立って見える。
字牌系の配牌はまかせろ
東1局
不穏な配牌だった。
まかせろ。こういうのは俺にまかせろ。
こういう字牌系の手を組み立てさせたら、俺の前に立ってられるやつはいない。今までの相手はみんなひれ伏した。
1巡目に下家から出た北を早々とポン↓
君たち、これを鳴けるか? チートイなんて眠たいこと言ってんじゃねーぞ。この北がスイッチなんだわ。
俺の北ポンと1m1p切りを見て、みんな字牌とソーズを整理してくる。
ここ↓で対面から出た2sをポン。
順調に進んでる。
こうなってホンイツトイトイの形が完成した↓
こういう字牌系の手というのは、最初のスイッチさえうまく押せたら、こういう風に仕上がるんだわ。
ここでテンパイ↓
だいぶ警戒されてる。ソーズのホンイツ風のやつが、ソーズをいっぱいあまらせてたら警戒されるよな。
ソーズのカンチャンを払ってるから、字牌が危ない。場に見えてる北と中以外のすべての字牌が危険だ。最低でも5200はある。
殴り合いの局面となって
こんな俺の手に、下家の押し引きマシーンが南東と切ってリーチしてきた。
俺をなめてんの? よくそんな牌を切れるな(;^ω^)
マシーンの切りが異常だ。いつもは手出しツモ切りなんて見ない俺だが、このときは見ていた。2巡目3巡目のリャンメン落としは手出しなんだわ。そのあとの端の方もいろいろ手出し。こんなの、まともなメンツ手のわけねーだろ。
まともな受けがあるとしたら69s待ちくらい。ダブルメンツ落としはない。それなら切り順が4s5sになるから。
こんなのチートイに決まってるわ。西か白か發かドラ待ちだろ。普通の数牌はすべて日本大通りだわ。横浜に日本大通りという駅があるのだ。
こういうリーチには、オリるとむしろ打ち込んでしまう。全ツするのが一番だ。
小僧なめんなよ。俺はこういう手を作り上げ、貴様のような小僧を喰って生きてきたんだ。そんなリーチにオリるような甘ちゃんじゃねーんだわ。ぐふぐふぐふ。
一発目に持ってきたのは危険牌の白↓
切るしかねーよな。こっちもマンガンあるんだ。それは通過。
そこに上家で親の超人もリーチをかけてきた。
む、むむむむ。これは話が違う。1軒リーチに俺が全ツしてアガり切るのがよくあるシナリオだ。2人目の親リーはなんだ?
まっとうなメンツ手、しかも高そうに見える。親マンありそうだ。
うう、下家のマシーンとのめくり合いは勝ち確だが、親リーに対してはわからねー。こっちもマンガンあるとはいえ、親マン相手に運まかせのめくり合いはしたくない。
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