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経済力が違う人の集まりでは、どのレベルに合わせるか

しょっちゅう一緒に酒を飲んでるダンス仲間の今仲さん(仮名)。

彼は安さが一番大事。

中小企業の平リーマンだけど、持ち家・フルタイム共稼ぎ・子なしだから、金がないわけじゃない。ゴルフに行ったり、スキーに行ったり、ダイビングに行ったり、バスツアーに行ったり、休日ごとのレジャーがすごい。飲み食いよりレジャーの方が大事だってことだ。

コンビニのおにぎりを食わず、バナナを食ってるもんな。そっちの方が安いという理由で。いい大人が晩飯にバナナを食うか?

この前、数人で入った居酒屋がそんなに安くはなかった。つまみ一品が600~800円くらい。ただね、食い物だけじゃなく酒もすげー美味かったから、むしろ値段の割にいい飲み屋じゃないかと思う。水とか氷とかグラスにもすげー神経を使ってるんじゃないか。

でも、彼は美味いことより値段の方が大事。

彼は文句を言わない。ただテンションが下がる。そのときの今仲さんのテンションはすげー低くなっていた。横から見てて気の毒だったわ。

金の価値観が違う人同士で飲み食いするときは、安い方に合わせる方がいいと思うんだよな。まずいものを食うつらさより、予定外の出費を強いられるつらさの方が厳しいと思うから。

今仲さん(仮名)の例は、経済力のあるなしよりも何に金を使いたいかという価値観の話だね。これが経済力の話になると、よりシビアになる。

すげー昔なんだけど、とあるマイナーなネット麻雀のオフ会に参加した。オフ会というと若者が多そうだけど、おっさんおばさん層が中心だった。

そのときの二次会で、水道橋の小さな寿司屋かなんかに数人で入った。

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