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なぜ牌効率は苦でないか

麻雀の記事なのか昔の思い出語りなのか、よくわからない記事になってしまいました(;^ω^)

多浪・多留チャンネルを見てると、自分の過去を振り返ってしまうな。

俺は中学受験して私立の開成中学という学校に通ってたんだけど、ここは30年以上も東大合格者数1位の学校で、みんな勉強できるのね。

その学校で中1の1学期の中間試験が51人中51位。期末試験も51人中51位。中1のときは5回の定期試験がすべて最下位だった。

中2になって、クラスや担任などの環境がちょっと良くなって、2学期の中間試験だったかな、50人46位という成績を取った。

ついに最下位を脱出し、先生からも「今度はちょっと良かったな」とほめられた。俺の中学時代の栄光の一瞬だった。

しかし、それは梅雨の時期に一瞬だけ太陽が覗いたみたいな感じで、次の試験はふたたび50人中50位に戻り、以後ふたたび浮上するときはなかった。

中3になると、成績は相変わらず最下位なんだけど、さらに厳しい状況に追い込まれた。赤点の数が激増したから。

私立の進学校では中3から高校課程に入る。数Ⅰとか物理Ⅰとか化学Ⅰとか難しい科目が始まるんだわ。物理などできないと本当に0点を食らう。食らったわ。

そんな状況で、どうやってメンタルを保っていたか?

中3のとき、休み時間に賭けセブンブリッジをやるグループができた。セブンブリッジというのは、トランプでやる麻雀みたいなゲームですね。

麻雀は4メンツ1雀頭だけど、セブンブリッジは2メンツ1雀頭。三色とか一通みたいな役はないし、ドラもない。牌効率だけのゲームだ。

最初のうちは人数も多くて、レートも高かったけど、痛い目を見たやつは手を引いていき、参加する人数が減っていった。そしてレートも下がった。払えないやつ、払わないやつが出てくるから。

最初は1点100円という、10分間の休み時間に2000円以上も負けうるレートだったけど、高すぎるということになって50円になり、最終的には10円になった。

最初のうちは腕が甘めのやつもいたけど、そういうやつは何千円か負けていなくなっていった。

俺自身、最初のうちは甘めだったけど、全体のレベルアップに着いていっていた。そしてしだいに命を懸けてセブンブリッジをやってる!というくらい気合いが入っていった。中学生にとって何千円も勝ったり負けたりするって大きいからね。

家でいつも2人ぶんか3人ぶんの手牌をオープンにして練習してて、夏前のある日に開眼した。自分なりのシステムが完成した瞬間だった。

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