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俺は打法が間違ってると気づいた日

二度目の奥地へ

新たに奥地店に行き始めた。
前回勝ったことで気分がいい。

ただね、赤3金3だとちょっとの勝ちなんて瞬時に飛ぶ。前回の勝ちなんて1ラスで消えるわ。

日曜夜だったから、この日も赤3金3だった。あまり得意なルールじゃないけど、相手が弱かったらルールが激しいほうが優位性あるのかね。俺が優位になれる相手なんて、そんないるわけじゃねーんだけど。ちなみに、俺が優位になれる相手というのは牌効率もわかってない頭悪いオッサンではなく、競技麻雀的で慎重すぎるタイプじゃないかと思う。

夜中だったけど3卓立ってた。赤3金3だと客が増えるらしい。

来店1ヵ月間は、10ゲームまでゲー代ハーフバックくれるという。昨日言い忘れ、渡し忘れてたから、今日一緒に渡すという。らっき。

女性店員がいる。真面目っぽい服装で、歌舞伎町的なバニーではない。

待ち席から、他店で見たことある顔を数えてみたら3人だった。3卓で3人だから少ないよね。つーても同卓が一度や二度じゃ覚えないから、もっといるかもしれんけどね。

卓に入った。

1戦目

対面にーちゃんがラーメンを食べてる。店で作るサービスのラーメン。よくこんな忙しい麻雀を打ちながら麺類を食うよなあ。

と思ったら、下家のおっちゃんがチャーハンを食い始めた。

すると上家がカレーライスを注文。すぐきて食い始めた。

なんなんだ? 飯卓かよ。セットみたいだな。

ハネマン6枚をツモられ。痛ぇよ。この6枚というのが赤3金3の威力だわ。

さらにハネマン4枚に振り込み。痛ぇ。

そのあとハネマン4枚をロン。

この回は3着。

2戦目

この卓は打牌が速い。みんな速ぇぞ。メモを取れねえ。

打ちながらいつもハネマン6枚ツモられとかってメモってるんだよね。牌姿まで書く時間ないから、牌姿は、打ち終えたあとに記憶で復元してるけど、展開は即書かないとわからなくなっちゃうから。

しかし、この卓はみんな打牌が速くてメモる余裕がねーぞ。

対面が今度は牛丼を食い始めた。お前さっきラーメン食ってたやん。東風1回ごとに食うのかよ。打牌だけじゃなく飯まで速すぎだろ。

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