【データ三麻】21 役牌ドラを切るリスク
役牌がドラのとき、1枚だけ持っていて、いつ切り出すか困ることがあります。自分の手が悪ければ最後まで握り潰すこともできますが、自分の手がよければ最後まで握り潰すわけにもいきません。とはいえ、切って鳴かれたらマンガン以上が確定します。
役牌ドラをいつ切るか?
四麻では、「役牌は後から切るほど鳴かれる確率が高まる。よって、自分がアガることを考えている限り、役牌の絞りは必要ない」とされています。このロジックが三麻でも成立するか、データを見てみましょう。
ションパイの三元牌・場風牌を切った場合に2家のうちいずれかにポンされる確率・ロンされる確率を(グラフ21-1)に示しました。役牌ドラのポン率を見ると、1巡目から9巡目に向かってポンされる確率がどんどん高まっていきます。具体的には、1巡目は9%だったものが9巡目には23%まで増えます。
このことから、中巡前に自分の手が整った場合、役牌ドラをさっさと切らないとポンされる可能性が高まってしまうと言えます。
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