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【データ三麻】6 先制愚形テンパイ

今回は先制愚形待ちテンパイのリーチ判断について見ていきます。なお愚形待ちというのは、数牌のシャンポン待ち・タンキ待ち・カンチャン待ち・ペンチャン待ちを言い、字牌待ちは含みません。

四麻ではとつげき東北氏が先制愚形待ちリーチの有用性を証明し、福地誠氏が「カンチャン即リー打法」を広めましたが、三麻ではどうなのかを見ていきます。

カンチャン即リー打法はアリか?

まず、リーチかダマかの二者択一で考える場合、ダマ5200点未満ならリーチ(またはテンパイ外し)、以上ならダマとなります。この基準はどのルールでもある程度成立します。

以上を頭に入れた上で、天鳳ルールにおける子の8巡目テンパイのリーチとダマの局収支を比較してみます。調べるのは、①タンヤオのみ、②タンヤオドラ1、③タンヤオドラ2、の3つです。

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