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ふんわり勢はオンラインで生き残れるか?

これ↓に出てきたダンス仲間の今仲さん。

彼はちっとも偏屈じゃないから、おっさん臭い気はしないんだけど、いろんな話をしてみると、50代半ばってかなりオッサンなんだと感じてしまう。

俺は自分が大人なのか子どもなのかよくわからない人生を送ってるので、同世代の価値観に深く触れることで、50代半ばってここまでオッサンなんだと感じて、改めてショックを受けた。

彼にとって麻雀はリアルのみ。麻雀は仲間内でやるもので、ネット麻雀をやる気はない。今、雀魂でVtuberが牽引する麻雀ブームが起きているといっても、それは彼の知ってる麻雀とは違う別の何かだから、そういう現象に興味はない。

健康麻将協会の人と話しても同じ感じだから、上の世代と下の世代では、同じ麻雀という名前がついていても、まるで違うゲームをやっている。

何が違うのか?

ルールはだいたい一緒だ。

ネットとリアルの差?

まあそういうことなんだけど、それって表面的なことじゃない。深いところから変わっていく。

リアルだと、ふんわりできるんだよ。今仲さんみたいなふんわり勢が生きていける。

仲間の麻雀グループの中で、一番強いやつ、まーまー強いやつ、ときどき爆発するやつ、いつも負けて借りを作るやつなど、キャラが成立して、みんな居場所がある。勝ち負けがあるものだから、負け組は厳しいかもしれない。でも、どんどん淘汰されて減っていってしまうものではない。

仲間内で一番とか、まーまー強い人がいて、そういう人たちが集まった中から勝ち残った人が雀荘の強者グループとなり、その強者の一部がプロになって…みたいに、複雑で多様な階層があって、いろんなレベルの強者がいっぱいいた。強者じゃなくても居場所を見つけやすかった。それが過去の世界だった。

それがオンラインになると、最初から全体のランキングでどの位置なのか可視化される。頂点に近いわずかの人以外は、最強水準じゃないことがわかってしまう。

オンライン時代になってから麻雀を始めた人たちは、最初からそういう構造の中で麻雀をやっている。

今は格ゲーもそうらしいね。昨日の白饅頭先生のnoteがそんなテーマだった。

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