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古文漢文不要論

俺は古文漢文不要論者なんだけど、こういう意見↓を見ると、

まー確かにねーと思うわ。

今「銀河英雄伝説」を文庫本で読んでるんだけど、第2巻のあらすじの末尾はこうなってる。

かん措くあたわざるスペース・オペラ、第2巻。

このかんあたわざるって漢文ができないと意味不明だよな。「巻を置くことができない」つまり「手を離せないほど面白い」って意味だ。

誠の女にこの話をしたとき、何それ?と言われた。彼女は東大じゃないけど俺より勉強できた人なので、説明すればわかるし、字で見たらすぐわかる。

俺は古文漢文不要論者でありながらも、これくらいの日本語が運用できないと苦しいよな……というのも三国志などを山ほど読んできた初老の文筆業者のオッサンとしては思うわ。

だからといって、中高とけっこうな時間をかけて古文漢文をやるのは見合ってなくね?とは思うんだけどさ。今の子は学ぶべきものが多すぎるので、共通部分を可能な限り削減してくことが必要じゃねーのって思うので。


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