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最近読んだラノベと漫画


題名が若者みたいだな。初老のnoteじゃねえ。良くない意味で(;^ω^)

ネタバレ気にせず書きます。

彼女の妹とキスをした

全4巻完結。面白かった。「いもキス」という略称がある人気作。

主人公は高1のにーちゃん。

父親が再婚して、1つ下の妹ができた。父は突然仕事でアメリカに行ってしまい、新しい妹といきなり同居することになる。

会った妹は、なんと自分の彼女とまったく同じ外見だった。超美少女。じつは妹と彼女は姉妹なんだよね。そっちも離婚して、それぞれの親に引き取られたという成り行きによって。離婚と再婚だらけだわ。

姉妹の外見は一緒だけど、性格はけっこう違う。彼女はおだやかでフワッとした普通の女の子。妹はきつい性格。

この妹のキャラがいいんだわ。言うことがいちいち想像を超えてくる。口調も一貫してて特徴あるし、よくこんなセリフを作れるな。

たとえばね、初めて会った日の夜、主人公と妹が同居してることを、姉にも学校にも秘密にしておこうという理由として、妹はこう言う。

いくら親が再婚したからといって私達は昨日会ったばかりなんですよ? そんな男女が二人同居してるなんて知られたら、男子の格好のズリネタじゃないですか!

こんな感じで、言うことが常に切れ味ある。

めっちゃ合理的でドライ。だけど、兄のことを好きになってしまった。

妹は親の離婚もあって、恋愛なんて信じてない。なので恋人関係は姉と続行でよくて、奪おうという気はない。それでも心だけ欲しいという。

話が進むほどに、姉はしとやかな性格に見えてじつは自分勝手で、主人公を縛ってることが明らかになってくる。義理堅い主人公は彼女ファーストだけど、心は妹のほうに。

そして姉と妹はぶつかって…。

これは面白かった。妹のトークがいちいち魅力ある。

ただねぇ、4巻目のラストでいきなり10年後に飛ぶんだけど、その結末が納得いかなかった。そりゃねーわ、現実性なさすぎだろって。あとがきに作者が異論あるかと思いますがって書いてたけど、大ありだわ。

エロ要素あまりなし。最後のほうでBまでやるようになるんだけど、露骨な表現はなし。

あと、主人公と妹は特進クラス、姉は一般クラス(桐蔭学園がモデルだと思われる)とか、妹は九州の全国的な進学校(久留米大学附設がモデルだと思われる)から転校してきたとか、リアルな高校生活だった。主人公と妹はよく勉強してる。

一般的なラノベは空想上の高校生活だから、勉強は定期試験前しかしないもんだけど、現実にはそういうのは中学生までで、高校生はそうじゃない人も多い。定期試験前も勉強しないやつとか、学校とは関係なく勉強してるとか、逸脱してるやつが多いもんだ。そういうリアリティがあった。

女友達は頼めば意外とヤらせてくれる

全4巻。完結してるか不明。連載中のコミカライズ版を以前読み、noteでも紹介した。その原作ラノベを今回読んだ。

いかにもしょうもねー話じゃね?って題名だ。題名通りの話なんだけど、これが読んでてなかなかよろしい。

主人公のにーちゃんと学校の美少女たちがつぎつぎセフレになっていく話だ。最終的には、主要なのが4人、数回やった程度が1人、まもなくやりそうなのが1人かな。

相手は陽キャ、成績優秀清楚キャラ、生徒会長、ギャル、不登校の地雷女など、すべて美少女。

「私達は友だちなんだからね、付き合ってるわけじゃないからね」と言いながら、この世界線ではみな主人公と深い関係になっていく。

「私もしてみたーい」と乗ってくる成績優秀清楚キャラや、めっちゃあたふたしながらも素直に言うことを聞く生徒会長がいい。

でも現実の女は、セックスは付き合うならって条件をつけるもんだし、こんなふうに3Pや4Pを許容しないと思う。やはり特殊な世界線だわ。

主人公の絶倫ぶりがすごい。3人と3回ずつやるみたいなのがしょっちゅう。

エロシーンは非常に多い。でもエロ小説より面白かった。

人類って米作が始まる前(つまり財産を備蓄できるようになる前)は、男で遺伝子を残せるのは10人に1人だったという話だけど、まさにそんな原始の状態を描いてる。主人公は陰キャだと言いながら、すべての美少女をセフレ化してやりまくり。

本を読んでてあまり思ったことないけど、主人公がうらやましかった。俺もこんな高校生活を送りたかったわ。でも、これだけセックスしまくってると、スポーツとか勉強をやる暇ねーな。セックスしてるだけで高校生活が終わりそう。

親友の妹が官能小説のモデルになってくれるらしい

全2巻。完結してない。

たいした内容じゃないけど、なぜか快適に読めた。

主人公は高校生にーちゃん。官能小説の投稿サイトに連載してて、親友、親友の妹、親友の母親などがその愛読者に愛読者になってしまう。

親友の妹は清楚な美少女だけど、じつはえっちなことが大好き。主人公をサポートするため、いろんな体験をさせようと元気に迫ってくる。

コップの中の嵐。すべてが予定調和。安心して読める漫画みたいな雰囲気だ。たいした話じゃないんだけど、なぜか快適に高速で読める。イラストの力は大きいんだなって感じさせられる。

えっちな話はいっぱい出てくるけど、お子様的なえっちだ。全然ガチじゃない。主人公のにーちゃんにはちんこが生えてねー。

友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。

全3巻。

今読んでるところ。

エロ要素なし。友情vs恋愛という純粋な恋愛小説。

面白いね。

押見修造の漫画っぽい。『惡の華』とか『おかえりアリス』みたいな。

エロゲのヒロインを寝取る男に転生したが、俺は絶対に寝取らない

全4巻。

面白そうだと思って読み始めてみたけど、多少読んでストップ。

エロゲの中に転生したって設定が、初老には無理なんですかね。なんか盛り上がらなくて、ふたたび読み進むか不明。

恋人以上のことを、彼女じゃない君と。

全4巻。

社会人の男女が、大学時代の元彼元カノとセフレになって復活する話。

セックスはしてるけど、付き合ってるわけじゃない。そんな付き合うという定義にこだわってる人たち。

これは煮え切らない話なんだわ。恋愛小説って、まず恋愛が発生し、それが成功するかしないか障害があり、勝ちか負けかどっちかの話だ。物語の目的がはっきりしてる。

これはそうじゃないんだわ。物語の目的が見えない。だから煮え切らねーなーって感じてしまう。

社会人生活数年目のやつには共感できる話ってことなのかもしれんけど、俺に言わせれば、そういう時期の悩みはほとんど気のせいだからな。

なので2巻まで読み、その先を読む気になれず。

セックスはいっぱいしてるけど、エロくはない。

メスダチ

全1巻。

美少女文庫というフランス書院文庫の若向けみたいなもんがあると知って読んでみた。これも出版社はフランス書院。

エロシーンが非常に長く、ストーリーやキャラはほどほど。

エロ漫画を文字にした感じ。そこまで悪くはないけど、ラノベの恋愛小説のほうが俺には面白いわ。

キャラが良くねーと、エロも輝かないのよ。

女薫の旅

「週刊現代」で今も連載してて23巻まで出てる官能小説のシリーズ。何十ページか読んだんだけど、すべてが数十年前の予定調和、オヤジ臭すぎて読めねえ。残念だったわ。


ここまでが文字の本。ここから先、漫画も紹介しようと思ってたけど、書くの疲れたから適当に。

恥じらう君が見たいんだ

話はエロいんだけど、なんかエロくねーんだよな。

彼女の友達

話が適当すぎねーか?

僕は君たちを支配する

社会人数年目の元同級生(男1女7)が、同窓会のときに、なぜか学校を取り囲む壁ができてしまい、閉じ込められてしまった。その中で数ヵ月を過ごすことになる。

そのにーちゃんがいかに女7人を性奴隷にしていくかって話。

全11巻完結。

話はいいんだけど、絵が幼稚なんだよね。3等身くらいで。

テレワァク与太話

読めるけど、おすすめするほどでもない。

ヒストリエ

これだけ系統が違うな。女絡みじゃねえ。

マケドニアとかアレクサンダー大王とか全然知らんので、非常に面白いわ。最新刊だけ読んでもさっぱりわからんので、もう一度最初から読んだ。

漫画はもっといくらでもあるんだけど、最近読んだのだけで。

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