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どんなに仕事がヤバくても、まず歌舞伎町に向かってしまうのがアドゲー病

金曜夜、カナダに行ってしまうダンスの先生の最終レッスンに行った。

約4年前、このレッスンに通うようになるまでは、「若いやつらについていけねぇ(´;ω;`)ウゥゥ」「いくらなんでもきつすぎるわ( ノД`)シクシク…」という経験が何度かあって、ダンススクールに楽しく通えるイメージは持てなかった。

それが今では、30歳以上は俺だけという環境でも平気だし、俺だけ下手でも気にならない。この先生とマブダチの福ちゃんのおかげだわ。

レッスン終了後、みんなで駅まで歩き、山手線には俺、先生、アメリカ人、インド人の4人で乗った。んで俺が最初に新宿で降りた。

さあ仕事しねーと。土壇場なんだわ。前日夜も新宿の漫喫に行った。今日もこれから行く。

しかしね、その前に少しだけアドゲーを打つか。酒には迎え酒ってあるじゃん。あれと一緒だ。迎えアドゲー。アドゲー中毒症患者というもんはここまで馬鹿になるんだわ。

じつは前日もやったんだよな。深夜に漫喫で仕事を始める前に数時間ほど。昨日は3134241という着順でマイナス5000円だった。

5000円負けのようだけど、ゲー代が6000円だから麻雀自体は1000円浮きだ。高ぇ遊びだぜ。

それにしても、こんなことやってる場合じゃねーんだよな。秒で5万くらい負けてやめられなくなり、しかし仕事しなきゃいけないから早朝にやめて、疲れきった身体で「仕事どうしよう?」と途方に暮れる展開になりそうな気しかしない。俺って馬鹿なんじゃないか。

昨日は仕事をクリアできたけど、今日はどうか?

路上でキャッチに捕まって、ぼったくりバーに連れていかれるやつは馬鹿すぎるけど(客引きは違法だからね)、アドゲーにハマって歌舞伎町に通ってるやつも同じくらい愚か者なのである。俺だけじゃない。みんな一緒だ。

馬鹿店に着いた。3卓立ってる。週末だからな。

メンバーが入ってた卓は2つあり、先に終わった奥の卓に案内された。

メンツは田吾作、ゼンツ狼、カマキリ。みんな俺以上のアドゲー依存症患者だわ。

田吾作とゼンツ狼はリーチが入っても地の果てまで押す。脳を焼かれてまっとうな判断能力はなくなってるに違いない。

カマキリも病気だ。いつも暗い目をして、麻雀以外は何ひとつ考えてないんじゃねーかな。きっと最近10年くらいは童貞だろう。性欲すら焼き切れてるんじゃないか。

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