石橋の涙は正しかったのか?
4/8(金)Mリーグセミ最終日。
ファイナルに進出できる4つ目の席を争って、フェニックスを追うパイレーツ。
第1戦開始時のptはこう↓
43.3pt差。
だいぶ現実的な差だ。1位-2位なら確定。1位-3位でも可能性は十分。2位-2位だと、かなり大きな2着じゃないと厳しい。
1戦目の登板は石橋。最近の結果はこう↓だから、
単純に結果だけ見て登板選手を決めるなら、小林-小林になりそう。過去の実績もダンチだから。
しかし、前日の4/7(木)は石橋-小林だったし、4/8も第1試合に石橋を持ってきたのは、ここで負けたら君は首だから、自分の運命は自分でつかみ取れ、その瞬間を視聴者の前で見せろ、というパイレーツ木下監督の方針だろう。
いいよね。レギュラーシーズン最後の個人MVPを争う対沢崎戦に瑞原を登板させたことといい、プロは勝負を見せるもんだろ?という方針がある。そう、そういうもんだと思うわ。
その第1戦、バッシーは東1にめくり合ってマンガンをツモったけど、その後は混戦となった。
そして南3局の5本場になったとき、トップからラスまで5900点差しかなく、最終的な着順はまったく見えなかった。
南3局の5本場、親番のバッシーは、悲惨な配牌から10巡目、ここ↓までたどりついた。
鳴き、リーチなど、まったく入ってない。
バッシーは11巡目、ここにドラを持ってきた↓
8mを切ればドラを2枚とも使い切れるけど、9mは場に2枚。狙い目だ。
小場なので、打点の高さよりアガり切れることの価値が大きい。なので、バッシーはこのドラ5mをツモ切り。
すると、じつは松ヶ瀬がドラ単騎でテンパイしてて、そのドラでロン。ハネマンだった。
小場の中で炸裂した大物手。バッシーは一撃で死亡し、そのままラスった。
終了後のインタビューが地獄絵図。
ラスった石橋はたぶん首だ。1位の松ヶ瀬も必要な点数には足りなかった。
まつかよがひでーんだわ。ラスった石橋にこう↓
バッシーは泣いた。
これは何回見てもこっちまで泣いてしまうなあ。
そして、松ヶ瀬のインタビューを終えたところで、まつかよまで泣く↓
この石橋インタビューって、Mリーグ始まって以来、最大の名シーンじゃなかろうか。
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