麻雀は若者と年長者どっちが強い?
『麻雀界』という雑誌に載せたコラムです。
最後にちょろっとこの前の最強戦の案件を( ゚д゚)ウム
年功序列は死語になった
この20年ほどの間に、労働市場において、年長者と若者のどっちが優秀かという判断はすっかり変わってしまった感があります。
最近とある雑誌で読んだ中高年サバイバル特集で、上司が自分より若いという中高年が予想以上に多いことに驚かされました。
昔は「老人の知恵」という言葉がありました。しかし、情報媒体が発達してしまったら、そういった媒体へのアクセス力の高さが優秀さになります。若い人の方が有利なことは自明です。
ぼくのネット麻雀の知り合いで、恐ろしく強くてどうしてもかなわない相手がいたのですが、就職が決まったから麻雀は止めると言って本当に止めていきました。これが10年くらい前の出来事です。
しかし、金儲けに関しては年長者の方が優秀です。総じて社会的な立ち回りに関しては年長者の方が強いと思います。個別分野では若者の方が優秀なのに、それをお金に結び付けているのは年長者です。
おそらく、方法論が整理されている分野では、若者の方が強いんじゃないでしょうか。とくに最近になってどんどん発達している分野など、年長者には歯が立ちません。
でも、方法論が整理されていない分野、自分の体験を積み重ねて学ぶしかない分野では、年長者の方が強いですね。
といっても、世界をリードするGAFAのうち、フェイスブック創業者ザッカーバーグはまだ30代です。この事実を見ると、年長者の金儲けへの優位性も今の日本の状況なのかもしれません。
それでは麻雀は、若者と年長者ではどっちが強いのでしょう?
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