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第九期天鳳名人戦 優勝しました

我、優勝せり

なかなか苦しい展開だったけど、粘ってたら優勝しました。ラッキーだった。

3節から10節までずっとトータルトップだったから、優勝できないと馬鹿馬鹿しいなーと思ってたけど、最終節を迎えた時点では優勝確率は35~40%くらいかなと思ってました。

昨日の開始時のptはこう↓

10節終了時

今までいろいろタイトル戦を見てきて、最終日に多少リードしたまま逃げ切ったのって見たことない。ものすごい勢いで勝って抜け出すか、いったんまくられてから再逆転するかどっちか。なので、早い段階でラスる展開になる覚悟はしていた。

1回戦

東3局、上家からの親リーを受けた。

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現物の5mを切ったら下家から「ロン」の声(ノ・ω・)ノオオオォォォ-―

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それがチンイツ。まったくそんな気配を感じてなかっただけに、これには頭がグラングランした。これはまいった(´;ω;`)ウッ…

東4局、対面のリーチに筋の8pを切ったら、またも「ロン」だと。

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こうして1回戦はラス。どうにもならねー。

06/10 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
4位 A:Ⓢ福地誠(-86.6) B:就活生@川村軍団(+18.5) C:おかもと(-2.0) D:Ⓟ醍醐大(+70.1)

こういうラスは税金みたいなもんだ。気にしてもしゃーない。そう思う姿勢が雀ゴロ生活で身に付いてるわ( ゚д゚)ウム

トータルでは2位のアウトレイジプロにほぼ並ばれた。

まくられた0

2回戦

東1局のリーチはアガれず↓。流局。

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東2局のリーチもアガれず↓。上家のツモ。

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東3局、ホンイツのマンガンテンパイ↓

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これもアガれず。どの局もミスしてないと思うんだけど、うまくいかん。

東4局、上家リーチの局、自分も三色テンパイ↓

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この手はたぶんアガれないだろうと感じてたから、もちろん押すんだけど、余計なリー棒は出さない方が良さそうだとダマ押しした。

結果は親が4000オールツモ。アガれてないけど、ちゃんと打ててるとは思った。

そんなこんなで南入した時点でトップのアウトレイジプロに3万点差を付けられていた。残る3人の2~4着争いだ。厳しい。

南1局、こんな手↓から4mをチー。1p切り。

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こういう鳴きは、メンツが厳しいときはしない方がよく、ほどほどのメンツのときは有効で、相手がだいぶ下手なときも打点を追った方がいい。ほどほどレベルの相手のときだけ有効な鳴きで、総合的にはあまり良くない。

どうなんだろうね。まったくアガれないから、メンゼンでごり押ししてないで、動いた方がいいかもって思ったんだよな。結果としてアガれた↓

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そして南3局のリーチはアガれた↓

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このときってラスと500点差の3着だから、リー棒を出すとラス落ちする。でも、ダマにしてアガってもラス回避になってない。さらにマンガンをアガれたら2着目になれる。

というわけでリーチが正解なんだけど、素直に正解を選べるかがメンタルの問題だ。スパッとリーチできて良かったわ。

オーラス、アウトレイジプロがダントツからハネマンに放銃↓

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この横移動で俺は2着のまま終了できた。2着になれたのはだいぶラッキーだ。

06/10 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
2位 B:Ⓢ福地誠(+19.8) C:就活生@川村軍団(-75.7) D:Ⓟ醍醐大(+57.6) A:おかもと(-1.7)

アウトレイジプロが余計なハネマン放銃によって12ptを失ったことで、風向き良し!と思った。他人の転落はいい兆候だ。

トータルではアウトレイジプロに逆転された↓

まくられた

でも展開としては、ようやく少し光が差してきた気がした。

3回戦

自分でうまく打てたと思ったのは東2局だった。この6sをツモ切り↓

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この手はチートイにしかならんと思った。

そしてうまく仕上がってリーチ↓

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しかし、対面から追いかけリーチを受け、ダマの下家がアガった↓

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俺の白は山に3枚。ツカんな(-_-;) 地獄の中ならアガれてて、裏も乗ってハネマンだった。

さらに苦しかったのは東3局。3軒リーチを受けて、切るのは58sか6mトイツかの選択↓

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まあ6mだよな。下家と対面には通ってて、58sは対面に通ってないもんな。この6mが上家の3900点に振り込みに。苦しい(´;ω;`)ウッ…

東4局、ドラアンコの手でダマにしてて、下家のリーチを受けてから追いかけリーチ。これもアガれず↓

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ほんとアガれねーよなー。
あかん。あかんわ。またラスりそう。しかし、どうにもならん(´;ω;`)ウッ…

そう思ってたら、下家が親マンを、上家がインパチを打ち込んで、他力により2着に浮上。うう、なんというラッキーだ。

南2局、この3m↓をチー。片アガリ三色のテンパイに取った。

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今はこういう手をアガっていくしかないんや。これが無事アガれた。

南3局。無理する気はないので、片アガリイーペーコーでダマにしてたら、そこに上家から親リーが↓

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捨牌が強すぎて、切る牌がない。この8mをダマのままツモ切りしたら、それが刺さって裏3の親マンに(´;ω;`)ウッ…

これ、筋の7p切りはないよなー、しゃーなかったんじゃね?と思ってたけど、今にして思うと、3pのアンコ切りがベストじゃないか。これはミスといえばミスだけど、リアルなら3pを切れても、天鳳のスピードの中では3pを発見できないわ(;^ω^)

そしてふたたびラス目に(´;ω;`)ウゥゥ

南3局1本場、ラッキーなハネマンツモ↓

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この局は下家のアウトレイジプロが先にリーチしてたらアガってたはず。彼が1巡ダマにしたことに救われた。

こうして2着に。2回戦、3回戦ともラスっても不思議はない展開から2着になれた。

06/10 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
2位 D:Ⓢ福地誠(+14.8) A:Ⓟ醍醐大(-87.1) B:おかもと(+79.7) C:就活生@川村軍団(-7.4)

この時点でのpt状況はこう↓

まくられた2

ふたたびトータルトップに。あと1回での優勝確率は45%くらいじゃねーかな。悪くない。

4回戦

東1局。この局もうまく打てたと思う。5巡目、ここ↓から何を切るか?

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俺が切ったのは6p。この手がテンパイするならチートイしかないと思ったんだよね。

そしてテンパイ↓

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2枚切れのドラタンキのリーチかダマか、ション牌の3sタンキのリーチかダマか?

俺の選択は2枚切れのドラ9mタンキのリーチ。こういう最終戦の一発勝負は、なぜかわからないけど打点優先の選択をした方がいい結果になる。こういうときは小細工とか効率は考えない方がいい。

この局は流局。どっちに受けても結果は同じだった。

次局東1局1本場、やけに早いテンパイで、早々とオリた対面のおかもとを捕えた。

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着順勝負の相手から親マンを直ったことで、この局で実質的に勝負は決まった。そのあともいろいろあったけど、ますます有利な点棒状況となり、そのまま逃げ切った。

4回戦は2着。

06/10 | 牌譜 | C0011 般南喰赤 |
2位 A:Ⓢ福地誠(+24.5) B:就活生@川村軍団(+87.0) C:おかもと(-101.2) D:Ⓟ醍醐大(-10.3)

最終的なpt状況↓

まくられた3

というわけで優勝しました。
第6期、第9期天鳳名人位なのである( ・´-・`)

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