【データ三麻】31 裏筋の危険度
裏筋神話を疑ってみる
今回は序巡に切られた牌の裏筋の危険度について見ていきます。四麻では「序巡に切られた牌の裏筋」の危険度についていろいろ言われていますが、三麻ではどうかを見ていきましょう。
(表31-1)を見ると、第1打に切られた牌の近い裏筋で、それが筋になった場合、危険度が激減することが分かります。例えば、第1打が1pでそのあと5pが切られていたら筋2pの危険度は1%です。また第1打が2pで捨牌に6pがある場合、筋3pの危険度は1%となり、これは字牌の地獄待ち並の危険度になります。
これは、「序盤に切られた牌を含む愚形ターツを持っている可能性は少ない。例えば1pが切られたなら1p3pという形を持っている可能性が少ない。よって愚形でしか待てない筋牌の危険度が減少する」と説明できます。
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