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スペイン風邪の事例から、新コロの雀荘ビジネスへの影響を考える

書いてはみたものの、結果としてあまり意味ある知見なし(;^ω^)
なので購入は推奨しません。

新コロは1918~1920年に大流行したスペイン風邪との類似性が非常に言われてます。

今回、新コロによって雀荘はどんな影響を受けるか?という観点から、スペイン風邪の事例を見てみようと思います。

スペイン風邪について古い本が2冊出てます。

前者は歴史人口学の泰斗が書いたもので名著っぽいです。
ぼくが読んだのは後者です。題名は感冒(かんぼう)と読みます。平凡社がHPで無料公開してて、簡単に参照できたので。

雑誌「麻雀界」のコラムを書くために読んでみたんですよね。今回、あらためて該当箇所だけ引用しようと思ったら、増刷が完了したので無料公開が終わってやんの(;^ω^)

なので記憶で書きます。

ただし、内務省衛生局の人(著者不明)が書いた本なので、公衆衛生の観点からの記述が多く、社会的・経済的な面についてはあまり書かれてません。なので直接参考になる話ではないです。

さて、雀荘への影響といっても、このときは麻雀が普及する直前でした。麻雀は明治後半に日本に入ってきて、関東大震災の後に急速に広まり、昭和初期に大ブームになります。大ブーム時には日本中に雀荘ができてましたけど、それはスペイン風邪の流行から10年ほど後なのです。

そこで、雀荘の代わりに劇場がどうだったのかをチェックしました。規模が違うとはいえ、劇場も雀荘同様に娯楽専用設備であり、3密空間なので。

というわけで、スペイン風邪の流行下で劇場がどんな影響を受け、どんな扱いをされたかです。

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