刑事裁判① 裁判の流れ
本日から刑事裁判について書いていきます。
いくつかの投稿に分けます。
今回は刑事裁判の大まかな流れについてです。
1 裁判員裁判と通常の裁判
通常の裁判と裁判員裁判では違いがあります。
まず、通常の裁判では裁判官が判決を下します。一方、裁判員裁判では裁判官だけでなく、裁判員という一般の国民が裁判に関与します。
また、裁判員裁判では公判前整理手続という手続が必ず取られます。この手続は裁判を開く前に予め事件について整理する手続です。通常の裁判でも公判前整理手続が取られることもありますが、取られないことが多いです。
2 通常の裁判の流れ
通常の裁判の流れですが、以下のとおりです。
①冒頭手続(被告人の本人確認や起訴状の読み上げなど)
②検察官の証拠説明
③弁護側の証拠説明
④被告人への質問
⑤検察官、弁護士の各意見を確認
⑥被告人が一言述べる(任意)
⑦判決言い渡し
3 弁護士との事前の打ち合わせ
裁判を受けるにあたっては弁護士との事前の打ち合わせが重要です。
裁判の流れについて予め説明を受けることはもちろんのこと、裁判での受け答えについてリハーサルをすることも重要です。
裁判は特殊な空間なので、緊張される方が多いです。少しでも緊張を和らげるためにも、事前の打ち合わせは大切です。
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