Fukuchi

地域ゼネコンをやっています。沖縄の街づくりについて思うことをつらつら書き記していきます。

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地域ゼネコンをやっています。沖縄の街づくりについて思うことをつらつら書き記していきます。

最近の記事

#3:さりげないアートで街を明るく

街が暗い!? 爽やかな青空、透き通ったコバルトブルーの海。 インターネットで見る沖縄の写真は、まぶしい太陽の下で色鮮やかな情景が広がっています。 その反対側で、大通りから1本裏路地に入ると少し暗く感じる街もあります。私たちがプロジェクトを進める、東町ビルがある通りもその1つ。 なぜ、街が暗く見えるのか?  コンクリートの建築物は元から無機質な色味ですが、時間が経って劣化するとシミや錆が加わって、より一層寂しい雰囲気が際立ちます。 人通りが少ないとなおさら。

    • #2:「若者・よそもの・変り者」たちと考える沖縄の魅力的なコンテンツ(前半)

      大学の授業で、建設業のリアルを語る 4月某日、東京スカイツリーの近くにキャンパスを構える情報経営イノベーション専門職大学(通称:iU)に招待いただき、地方が抱える課題とそれに対する私たちゼネコンの取り組みについて説明しました。 iUは、2020年に開学した新しい大学です。 ビジネスの世界でイノベーションを起こす起業家精神と高度な専門性をもった人材の育成を目指しています。 沖縄という遠い島の、そして建設業という彼らにとってはオワコンかもしれない業界の取り組みについて、どこ

      • #1:沖縄の魅力を残す、これからの建設業の役割

        沖縄の魅力 沖縄の魅力、それは、これまでの歴史の中で培われてきた多様性です。 15世紀に誕生した琉球王国時代に、貿易を通じて伝わった伝統工芸の数々、風土に合わせた建築様式など、独特の文化があります。 また、白い砂浜やコバルトブルーの空と海、やんばるの森や鍾乳洞などの大自然も沖縄の魅力の一部です。 一方で、普段何気なく過ごしている日常の中にも魅力が隠れています。 例えば、個性的な街並み。 沖縄では、日本、米国、東南アジア、東アジア、それぞれの地域の影響を受けながら独特の街

      #3:さりげないアートで街を明るく

      • #2:「若者・よそもの・変り者」たちと考える沖縄の魅力的なコンテンツ(前半)

      • #1:沖縄の魅力を残す、これからの建設業の役割