『夢』 その後...


苦しいのに求めてしまう。

わたしにとって国語や現代文、文章、言葉は不倫そのものだった。

安定したーーと生物を見ていると安心する。


自由ではない世界で自分自身に挑んでいこうと思う。

これが自分で書いていてずっと何か分からずにいる。

わたしは自由ではない世界に行きたい。


当時、わたしの担任(現代文)の先生は、この作文を読んで、

『”そういう世界” に進むのもいいかも』と書いてくれた。

そういう世界は、自由ではない世界のことだろう。

では自由ではない世界とは何なのか。

わたしはずっと、答えがひとつしかない、理系分野のことだと思っていた。

わたしの力では、人間の力ではどうしようもない、どうにも力が及ばない

” 自然 ”

その世界に身を置くことを自由ではないと思っていた。

けれどどうだろう。

最近、わたしは自由になるために生物の勉強を始めた。

幸せを感じた。安心した。

現代文に文章にわたしはいつも振り回されている。


先生は、わたしのことをもうすでに一つの深淵にたどり着いていると表現した。

けれども地上か地下で言うとわたしは地下、

地下室にいることを自覚している。

そしてこの地下室から地上に上がることさえも、

技術が伴わずに苦しい。


すべてを文学に捧げてみたい。

自分が壊れる可能性があることをが怖いのだけれど。

地下室のそのまた地下の地下室から戻れなくなることが怖いのだけれど。

人生においていつかはこの一つの深淵に辿り着き、

そして戻ってきたいと思っている。


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そういう世界とはなんなのか、

悩んだわたしの殴り書き。

おそらく2014年ごろ。


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