kintone認定アソシエイト受験記
2023年6月、kintoneアソシエイト試験に合格しました。
どんなんだったか自分の記録として書きますが、もしも誰かのお役に立てれば幸いです。
受験動機
資格試験の勉強を通して、kintone の機能について広く全体的に身につけられると思ったから😃
そして、やるんだったらアソシエイトの範囲をはみだして、すべて覚えるくらいまでやろうと思いました。
…思いました。 …あ、ちょっと思っただけです。
気持ちに余裕もって試験に臨めるし、上位資格にもつながるかと思って。「kintone の資格持ってる😤」って言ってみたかったから
バッジがほしかったから🌟
一つめのが霞んで見えますね👀
勉強方法
1. 先駆者の話
試験を受けるまで どう進めていくか、まずは合格した方々の記事を、いろいろと読ませていただきました。
試験勉強中も、何度か読み返したりしていました。
ほかにも、検索するとたくさん出てきます。本当にありがたいことです。
2. 試験対策テキストの章末問題
kintone は3年くらい利用しているので、まあまあ分かる部分もあるだろうと思っていました。まずは、いまの自分が 資格が求めるものとどれくらい乖離しているのかを確認しよう思い、テキストの各章の最後にある問題に取り組みました。無勉強での1回目の正解率は約50%でした。
勘で正解したものもあるし、しっかりやらないとな。。。と感じました。
3. 章末問題をkintoneアプリ化
テキストの章末問題は、kintone のアプリを作って解きました。
幾度かの改修を経て、最終形はこんな感じです。
問題文と解答は、問題アプリ(マスタ)にある
試験アプリで、ルックアップで問題文と解答を読み出す
複数選択フィールドで回答する
計算フィールドを使って正誤判定
4. 試験対策テキストとヘルプを読む
テキストの章末問題を1回やったあとは、テキストをはじめから順に読み進めていきました。はじめはテキストのみでしたが、途中からは 公式ヘルプを併せて読むようにしました。当然ながら内容に大きな差はないですが、テキストよりヘルプの方が細かい点まで書かれていますので、仕様を理解したり 注意点を確認したりするためには併読するのがよいと思います。
また、あとで眺めようと思って、PC上でメモをとっていました。しかし、ほとんど読み返すこともなかったので、私にとっては あまり意味が無かったです。メモを取ると脳は安心して忘れるという話をあとから聞いたので、その面でも不要だったかなと思いました。見返して活かせばよいことなので、メモを取ること自体がダメということではないです。
5. 実際に操作する
メモづくりは止めて、テキストをもとに、画面を見ながら実際に操作することを心がけました。実際に手を動かして操作すると、ただ読むだけよりも、「アプリ設定画面→設定タブ→高度な設定→レコード一括削除を有効にする」のように、手順を追って記憶できた気がします。
また、たとえば設定項目なら、画面のこの辺りにあったな とか、アプリ設定画面のここには何がある、などを視覚的にまとめて覚えられたと思います。
6. 試験対策動画を見る
YouTubeの試験対策動画も参考にしました。こちらは気になったところだけ見ましたが、とても分かりやすいです。習得済みの内容の回であっても、最後にある練習問題だけ見るのもよいと思います。
7. 章末問題を分解し○✕クイズ化
上述の、ほりさんのブログにあるこの部分 ↓
まさにその通りだ!と思い、試験対策テキストの章末問題を 選択肢1つずつに分解して文言を調整し、○✕問題に再構成して解きました。(約580問)
1問=1つの事柄になり、その1つに対して正解/不正解が判定できますので、どこが苦手なのかを より詳しく知ることができます。
○✕クイズをやると結構な時間がかかるんですが、その後に章末問題をやると、選択肢1つずつが正しいか誤りか分かるようになっていることに気づきます。○✕クイズ → 章末問題 の流れを繰り返していくと、正答率が上がっていったので、自信につながりました。
利用したツールは ↓ こちらです。別件で利用していたのでこれにしました。
8.資格サイトの練習問題を解く
最後は、こちらの練習問題に挑戦しました。
以前、試験対策動画の中村先生が「章末問題がほぼ完璧にできるようになっても、練習問題で点が取れなかったする」とお話されていたのですが。。。
本当にその通りでした。まぁ、章末問題も完璧ではなかったんですけどね。
そこからまた ○✕クイズ → 章末問題の輪廻を経て、練習問題3周目で正解率が80%を超えるところまできました。
90%いくと安心できそうな気がしていたので、もう少しできるようになってから、とも思いましたが、この段階で受験しました。
勉強時間
2023年1月上旬に開始して、3月中旬くらいから忙しくてしばらく放置してました。途中までは、やったことと時間を記録していましたが、3月の途中で合計22時間いったあたりで記録を止めたので、全体の所要時間は不明です。
期間としては、約5か月、うち半分くらいは放置期間でしたので、実質2~3か月くらいかと思いますが、あまり参考にならないですね。
普段からkintone を利用している方であれば、こんなには時間をかける必要もないかも知れません。
思い返すと、やっぱり効率はよくなかったなとも思いますが、短期集中でやろうとしていたわけでもないので、自分としてはこれでいいと思ってます。
オンライン受験について
試験は、テストセンターに行って受験するか、自宅などでオンラインで受験するか、になります。
検索すると、家から別々の方角で それぞれ70kmくらいのところにテストセンターが2か所ありました。しかし、1か所は直近2か月のうちに受験可能な日がない、もう1か所は2週間に1回のみなので予定が合わなそう。。。ということで、自宅でのオンライン受験にしました。
試験開始時間の30分前から接続できる、とありますが、できるなら早めに開始したほうがよいです。部屋の様子や顔写真の撮影、監督官による確認作業などで合計25分かかりました。結構かかりますね。
気をつける点としては、文字が書いてあるように見えるものは、自席から見える範囲から極力排除すること、試験中は自分が画面から離れられないので、試験だけに集中できるような準備をしっかりとしておくこと、でしょうか。
試験について
まずは、始めから終わりまで一通りやりました。ちょっと迷った問題は後回しにして、確実なものを優先して進めました。今度は残った問題について、同様の方法で進めました。最後まで悩んだ問題が3つあって、終了後に確認しようと思っていたのですが、試験終了とともに忘れてしまいました。。。
試験の最中に思っていたのはこの2つです。
おー、これ知ってる。しかも選択肢4つすべての正誤が分かる🤩
あー、これどうだったかな。。。記憶が曖昧で悩む😖
当たり前なんですが、試験の問題は、試験勉強中に必ずどこかで見聞きしていることなのです。なので全く分からない問題はなかったです。ただ、自信を持って答えられなかった問題があったのは、ちょっと悔しいですね。
結果
冒頭にも書いちゃってますが、合格できました。
練習問題でも出なかったような成績でした。ということは、勉強方法が合っていたということ? あとは、運もよかったか。
その後
社内では、
「kintone でアプリ作りたいのがあるので教えて」
「kintoneでこういうことできる?」
とか聞かれることが増えてきたのですが、そんな時に、これまでよりも迷わずにスッと答えられるようになりました。
「別の方法だと こうできますよ」とか、「こういうところに注意が必要ですね」とかいったことも少し言えるようになった気がします。
また、試験に合格した4日後、kintone hive nagoya の会場で、バッジを頂きました。「もう少しできるようになってから」と思いながらも、えいヤッと受験したのは このためでもありました。
これで、受験動機に書いた3つは、すべて現実となりましたね。
よかったよかった。
ということで、終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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