見出し画像

純正にとって脅威?TAMRONの超広角レンズ、開発発表

私は個人的に純正以外のレンズは受け付けない人ですが、一応気になるレンズはあります。
(ただし、キヤノンは純正だけで事足りるので全く眼中にない)
理由は、AF性能と色づくり。
オールドレンズは別として、新しいレンズで純正と色が違えば萎えてしまいます。

今回は珍しく、サードパーティ製のレンズを取り上げます。
タムロンから2月20日、FUJIFILM Xシリーズ用の超広角レンズを開発発表しました。

11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)
富士フイルムXマウント(APS-Cサイズ対応)

今回開発発表のレンズは、CP+2023のタムロンブース内にて展示されていたようです。(試用は不可だった模様)
このタイプのレンズは、2021年6月にソニーEマウント用でリリースしていますが、とにかく通しF2.8ながら軽量コンパクト、さらに近くまで寄れる。

上記ニュースリリースを見るだけでも何が脅威かというと…
Xマウント用の超広角レンズ「XF10-24mmF4 R OIS WR」にとって最強のライバルになるであろう、ということ。
参考までに、ソニーEマウント用と比較したのがこちら。

出典:「かめらと。」様
https://camera10.me/eq/compare/lens/?id=4031850527,1528742922

当方、純正の前モデル「XF10−24mmF4 R OIS」を持っているのですが、
通しF2.8でここまでコンパクトにできるか、というのが本音です。
なんといっても、

  • 最短撮影距離が15cm(ワイド時、純正は通し24cm)

  • フィルター径67mm(純正72mm)

  • 重量が純正より50g軽い

  • 新品価格は10万円ちょっとか、10万円を切る可能性あり

でも、手放しでは喜べないのも事実。それは…

  • 鏡筒が伸縮式(純正はインナー式)

  • 手ぶれ補正が非搭載(純正は前モデル3段、現行3.5段)

  • 前玉が出目金(保護フィルター装着は可能と思われるが…)

  • X-H2 / T5の4,000万画素センサーに完全対応できるか不明

個人的には、超広角レンズはハーフマクロとしても使えるため、使用頻度が高い。
広大な風景を撮るのに重宝しています。
だから、今回のは純正より優れている点があるので、余計に気になる…

個人で持っている「XF10-24mmF4 R OIS」については、またゆっくり検証しつつ取り上げたいと思います。
※前モデルです

お読みいただき、ありがとうございました!

私自身の作品づくりはもちろん、カメラや写真の明るい未来を信じて活動します。 いただいたサポートは、喜んで有効に使わせていただきます。