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魂救われウィークか??

俺は人生何周分、吾郎さんに救われるのだろうかと驚くばかりなのだが、また救われた。

こんな、スーパーの卵の特売みたいな頻度で魂救われていいんか?いいんか。そうか。

俺は20代に、同年代の友人を複数亡くしている。
その経験もあり、「自分は遺される」「置いていかれる」「見送る側だ」みたいな認識を強く持っている。
見送ることがあまりに痛かったから、自分はそんな思いをさせまいと、そちら側であろうと強く思っているところもある。

そして奇妙な話かもしれないが、今まで色々不思議な経験があり、多分今世だけではなく、おそらく過去の人生でも見送る経験を積んでるっぽいとも感じている。

この、『置いていかれる』『見送り続ける』痛みには一定向き合ったことがあり、少しはケアに取り組んでいた。

しかし。
ここにまた、吾郎さんが何気なく触れてくれたのですよ。

「自分はHeeを置いていかない」という意図のことを言ってくれた。

これは実は、付き合い始めた当初にもそう言われたことがあって、その時も響いた。
でも今日はまた、段違いに響いた。

言われた瞬間ぼろぼろ泣けて、海鮮居酒屋の中心で号泣してしまった。

ああ、俺、ほんとは置いていかれたくなかったんだなぁ。
本当に辛かったんだな。寂しくて痛くて苦しかったんだ。

置いていくまいと強がっていたけれど、そもそも離れたくなかった。
そして見送りたくもなかった。
引き裂かれたくなかった。

戦争にも病にも事故にも抑圧にも何にも、大切な人を奪われたくなかった。

だから俺、社会活動家なんだな。
平和を切望しているんだな。

大事な人を見送る、大切な人を置いて行く、そんな辛い思いを誰にもさせたくないんだ。

でもひとまず、「あなたを置いていかない」と言ってくれる存在に出逢えてよかった。

こんなこと起こるのかー。そうかー。(N回目)

年下の吾郎さんには「勝手に殺すなよ」と「勝率は自分の方が高い」と言われたが、負けてられない。

加齢も病も蹴散らしてやる。
そんで、100歳くらいになったら「せーの」で一緒に旅立つんだ。

今度こそ、お腹いっぱい、充分一緒に生きるんだ。

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