FUKKO NEW CHALLENGE ＃１ 〜相模原キャンプ場の支援〜
被災地の支援というと、どんなものを思い浮かべるでしょうか。
土砂かき、瓦礫撤去などのボランティア、物資支援、募金など…。
しかし、本当はもっとたくさんの支援が必要です。
一度災害が起きると、災害直後は道路が使えなくなったり、電気や水道、ガスが使えなくなったりして、生活ができなくなります。生活だけではありません。当然、仕事もできなくなります。仕事場も家と同様に被害を受けるので、業務がストップします。被災地には様々な課題があります。
他方で、被災地外で、支援をしたいと思っている人は少なからずいます。
社会課題に関心があり、自分にできることがあればやりたいと思っている人をSNSでもよく見かけます。ただし、被災した経験がないと課題を思い浮かべられず、的確な支援ができません。そのため、支援する方法は、土砂かきなどのボランティア、募金、物資支援など一般的なものに限られてしまいます。
ただ、できることはもっとあると思います。
それぞれバックグラウンドがあり、独自のスキルやネットワークがあります。それらを生かすことで、もっと多様な支援ができ、被災地の助けになるかもしれない。
そこで、様々なスキルを持つプロフェッショナルたちと被災地の現場に行き、一緒にできることを考える。しかも、考えるだけでなく、しっかり実践までして、被災地の支援をする。さらに、そのプロセスをすべて可視化して、他の人が支援する気づきを与える。そんなことができないかと思い、
FUKKO NEW CHALLENGE
という取り組みを考えました。
そんなとき、相模原のキャンプ場が台風19号で甚大な被害がありながら、支援が行き届いていない、と災害支援を行うNPOの方から聞きました。
そこで、３人のプロフェッショナルに声をかけました。
１人はレッドドラゴン氏。
名前を隠したいということで匿名にしていますが、私の会社（広告会社）の上司です。もともと大学時代探検部だったこともあり、無類のアウトドア好きで、会社を休み、山にこもることもしばしば。沢登りやカヌー、野営などをしています。日本では数人しかいないケービング（洞窟）のレスキューの資格を持つなど、技術は確かな人です。
キャンプ場の支援ということで、真っ先に彼の顔が浮かびました。
２人目は山田社長。
もともと、モーニング娘。などが所属するアップフロントエージェンシーの役員で、様々なアイドルをプロデュースしています。
東日本大震災の後に、私が宮城の仙石線（仙台と石巻を結ぶ電車）の再開を記念した音楽フェス「SENSEKI TRAIN FES」を立ち上げたのですが、その際に、趣旨に賛同いただき、所属アイドル「アップアップガールズ （仮）」を出演してくれたことからの縁です。
※当時アップアップガールズ（仮）のメンバーであった仙石みなみさんの名前が同じ「仙石」（読み方は違いますが）であり、そして、仙石さんが仙台出身で、おばあさまも仙台に住み、被災されていた。そんなことがあって、ご本人の希望もあり、急遽出演いただきました。おばあさんも当日来たのですが、おばあさんも泣き、仙石さんも泣き、そして、その他メンバー、多くのお客さんも泣いていました。それはそれはすごい光景で、私も号泣してしまいました。
そして、最後は佐々木氏。
元々国交省の官僚なのですが、阪神淡路大震災を課長補佐で、東日本大震災を課長で、そして、最後は内閣府防災官房審議官として、「災害対策基本法」の改正に携わるなど、防災に関する制度に精通しているおじさんです。数年前にイベントでお会いしてから、仲良くさせてもらっており、FUKKO DESIGNの立ち上げの際にもアドバイザーとして参加してくれ、現在、「ぼうさいぺディア」の連載もしてもらっています。
この3人を連れて、相模原のキャンプ場に行きました。
一体どうなったのか。その一部始終はwithnews コラムで紹介しています。
1. 現場視察
実際に、三人と現場に視察に行った内容をまとめました
2.ブレスト
現場視察を経て、ブレストをしている様子はこちら
3.イベントのレポート
イベントの様子や感想などをまとめています。
それぞれのプロフェッショナルたちもまとめてくれています。
レッドドラゴンのnote
レッドドラゴン氏が今回の取り組みがスタートしたところから、現場のレポートまでまとめてくれています。
山田社長 ニュース記事
山田社長が各メディアに寄稿している記事です。
山田社長 YouTube動画① 〜参加表明〜
YouTuberとしても活動する山田社長のYouTube動画です。
山田社長 YouTube動画② 〜現場レポート〜
アップアップガールズ （２） YouTube動画
支援に協力してくれたアイドル「アップアップガールズ （２）」の動画です。
READYFOR 草原さんの note
さらに、ボランティアに参加してくれたREADYFOR 草原さんのnoteです。
ぜひ見ていただければと思います。
FUKKO DESIGN 木村充慶
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