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嘘を見破る眼鏡があったら......?

今日4月1日といえば......そうです!エイプリルフール!そんなエイプリルフールにご紹介するのは、いわむらかずおの初期の傑作絵本『うそみーるめがね』。

1939年生まれの絵本作家いわむらかずお。『14ひきのひっこし』をはじめとする「14ひきの」シリーズは世界で1000万部超のロングセラーを続けています。

『うそみーるめがね』はそれらの作品とは少しテイストの異なる、ちょっと不思議で少しだけ怖い絵本。

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◆あらすじ

さとちゃんは空き地で地下の街の商店街でめがね屋さんをしている地下の街の商店街でめがね屋さんをしているねこのごーぐるに出会う。
さとちゃんの手作りめがねとごーぐるのお店のめがねを一度にかけると
嘘を見破る不思議な力が。。。

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◆復刊を望む声が高まりついに復刊!

1972年に刊行されたいわむらかずおの『うそみーるめがね』。
栃木県に移り住み、自然と向き合いながら多くの作品を生み出し続けるいわむら作品の中でも、特に人の心理や夢への想像力をかきたてる作品として、ファンの方からの復刊リクエストが高い作品でした。

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「忘れられない本です。とにかく面白くて、独特な不思議な感覚が好きです。この本の少しシュールな感じがたまらないです。知らない人にも読んでもらいたいと思ってしまう名作です。 またお目にかかりたいです。自分も子供の頃ゴーグル作ったくらいはまりました…。」

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「子供がガチャポンの容器を目に当てて『2つ重ねると紫に見える』と言ったのを聞いて、この絵本を思い出しました。最後が怖かったことは覚えていないのですが、ゴーグルという猫の名前だけはしっかり覚えています。 子供に是非読んであげたい。」

刊行当時、いわむらかずお自身が装丁も担当したという『うみそーるめがね』。当時の装丁を活かしつつ新たに本文を組み直した新装版として刊行しました。

大人になって改めて読み返すとまた違う味わいがある『うそみーるめがね』。

現在、復刊ドットコムのサイトで好評発売中です。

【著者】いわむらかずお
【発行】復刊ドットコム
【価格】2,035円(税込)



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