【今週のPICK UPリクエスト】秋山香乃『雨に添う鬼 武市と以蔵』

2010年刊。幕末の土佐藩で尊王攘夷を志した武市半平太(武市瑞山)と、それに付き従った門弟・岡田以蔵の師弟関係を描いた長編時代小説です。アプリゲーム「Fate/Grand Order」のキャラクターや、大河ドラマ「龍馬伝」により史実の岡田以蔵に興味をもったファンを中心に、多くの復刊リクエストが寄せられています。

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■どんな本?

身分が低く卑屈な性格の以蔵は、道場を開いている武市と出会い、才能を見出される。師である武市に認められたい一心で次々と人を斬った以蔵だったが、師弟関係は次第にずれ始め、最後まで理解し合えぬまま死罪を迎える…。

■復刊リクエストコメント(一部)のご紹介

「岡田以蔵に興味があり小説を探していたところ、こちらの本に出会い、図書館で借りて読みました。岡田以蔵と武市半平太のすれ違う様が、胸を締め付けるように苦しく切ない物語で、ぜひ手元に置きたいと思いました」
                     (リクエストコメントより)

「友人から紹介されて。人斬り以蔵と武市半平太の師弟が辿った、歴史の濁流に飲まれたその運命。硬派な歴史小説と聞いて手元で読みたくなりました」
                     (リクエストコメントより)

「岡田以蔵に興味を持った為、どうしてもこの本の内容がきになり、とにかく読んでみたいです。どうか復刊の程をよろしくお願いします」
                     (リクエストコメントより)

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