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インドでスパークリングワインを

インドにはあの、Moet et Chandon社の孫会社がある。
その名もChandon India。
インドのレストランでスパークリングワインをオーダーするとほぼこれ。
しかしインドには隠れた名スパークリングがある。

YORK Winery Sparkling Cuvee Blanc de Blanc
INR1000

インド得意のシュナンブランのスパークリングワイン。
去年社内ワイナリーツアーをやったときに、ほとんど人が早朝出発の疲れで断念したYORK訪問。
誰も行かなくても一人でスパークリング買いに行く、というと、一度来たことある人達は、

スパークリング買ってきてーーー!

と頼んでくるほど。
そして実際一緒に行った人達は、

みんな来なかったの勿体ないね
こんなに美味しいスパークリングが飲めるのに

と、お土産も兼ねて1人5本以上買い込んだ。
シュナンブランでありながら、甘さが立たず、スキッと辛口に仕上げてある。
クリアな味と泡立ちがスパークリングらしく、インドでは、ロゼのスパークリングがGrover Zampa L’amourなら、白は絶対にコレ。
トータルでもコスパ考えたら断然このYORKだと思う。

実はこのYORK、Moet et Chandon社がインドでワイナリーを作るに当たって、最初に委託したワイナリーなのだ。
ここで作っていたChandonは飲んだことがないけれど、今のChandonと比べる限りは、YORKはChandonから素晴らしい技術を得て、いい職人が改良を重ねて作り続けているのだろうと思うくらい、YORKのスパークリングは素晴らしい。

Chandonはインド人好みに染まってしまったのか、甘さが際立つ作りになっているように思う。
インド人の好みがこの先変わっていけば、どんどん改良されていくのだろうけど。

YORKはその先に行ったな、という感じ。

Grover Zampaにも白のBrutはある。

箱入りスパークリング La Reserve INR1800

インド人大好き金粉入り Auriga INR1500

など、ちょっと高級志向のラインナップもある。
でも残念ながら、Grover は白があまりよろしくない…よって白のスパークリングもよろしくないのである。

残念なのは、YORKもこのGrover の二本もデリーでは買えないことである。

沢山買ったのでストッパーを頂いた(笑)

早くまた、いつでもワイナリーへ行ける日が来るように。

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