出版までの道のり-その1SNSでバズらせる-

フリーランスになる前からずっとコミックエッセイを出すのに憧れていました。
で、初めてコミックエッセイを出版できたのが2017年の夏でした。そして2冊目を2018年5月に出版と、ありがたいことに2年連続でコミックエッセイを出版させていただけております。

ということで、僕の実体験をもとに「コミックエッセイを出版する方法」を書いていきます。
※これをすれば必ず出版できるというものではないので予めご了承ください。

コミックエッセイや漫画を出版するための方法として
1.SNSバズらせ、ファンを増やして声がかかるのを待つ
2.コンテストに応募する
3.持ち込み/投稿をする
4.コミティア等でスカウトされる
5.ブログ
の5つの方法があると思います。

今回は1つ目の「SNSでバズらせる」について。
TwitterやInstagram、Pixivなどに描いたコミックエッセイをアップし、拡散されたら出版社の方から声がかかるという方法。
すでにフォロワーがたくさんいる場合に有効だと思われます。
どれくらいバズればいいのかという点ですが、Twitterであれば1万RTが基準らしいです。
そのくらいRTされていると出版社の人も、これは面白い/人気があると感じ始めるらしいです。(持ち込んだときに聞きました)

とはいえ、単発でバズっても意味がないので、継続してバズり続ける必要があります。
出版社としては1冊の本としてまとめられるか。本にするだけのネタがあるかも重要なわけです。

Instagramの場合も数千いいねは必要かと。またPixivの場合はランキング上位に入るのが条件かと思われます。

意外とSNSは出版社の人はチェックしているみたいです。なのでハッシュタグ等で拡散していきましょう。
すぐにバズらなくてもじわじわとファンを獲得していけば書籍化につながる可能性があります。

出版社は人気がある/売れるものを出したいわけですので、瞬間的にバズっているものより、ある程度固定ファンがいて「出せばファンが買ってくれる」という安心感がある方がよいのです。コミックエッセイの帯を見るとTwitterフォロワー数○万人の作者とか、Pixiv閲覧数○万の人気作品!とかアオリが書かれていることが多いですよね。すでにネット上で人気がある=売れる可能性が高い=書籍化というわけです。

ちなみに各SNSで読者層も違うので、1つのSNSだけを利用するよりはいろいろなところにアップしましょう。
例えば育児コミックエッセイの場合はInstagramが一番共感を得やすいですし、勢いのあるギャグっぽいものであればTwitterのほうが拡散されやすかったりします。

また、一回アップして反応がなかったからその作品がダメというわけでもないので、継続してアップしていきましょう。
時期やタイミングによって拡散されたりされなかったりするので。


ということで「SNSを活用する」という話でした。

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