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集客力がアップする!弁護士のためのネット広告入門

最近、新しく弁護士向けの書籍を出しましたので紹介させていただきます。

「集客力がアップする!弁護士のためのネット広告入門」という本を、学陽書房様から出させていただきました。内容を端的にいうと、弁護士がネット広告を実施するにあたってのコツであるとか、テクニックとか、あるいは問い合わせや受任に繋げる方法、技術について解説をしたというものです。

私は比較的独立が早くて、しかも東京23区での独立でしたから、広告により集客をするという必要がありました。ただ、当然資金力もあるわけではありませんので、ネット広告を活用してきました。

ネット広告を実施する中で、うまくいったこともあればうまくいかなかったこともあります。また、ネット広告の課題というのはネット広告の内容だけに尽きるものではありません。問い合わせ対応なども大事です。それらの点についても、漫然と対応するのではなくて、工夫が必要であるということを痛感しました。

これらの経験に基づいて、技術をまとめたというのがこの書籍です。

広告というと、うまい言葉、甘い言葉でたくさん客を集めるみたいなイメージを持たれる方もいるかもしれません。もちろん、正しくない広告を行えばそういうことになります。

しかし、本書においては弁護士広告の社会的な意義や、公共性といったものについても考察をしています。本書における弁護士広告の位置づけ、意義というのは、単に弁護士が経済的に成功をするということではなくて、弁護士広告で社会を良くしよう、そして弁護士も活躍できるようにしようとというものです。

また、弁護士のための銘打っていますが、これも本書の大事なコンセプトになっています。すなわち広告会社とか、あるいはコンサルティング会社などの立場ではなくて、あくまでも弁護士の立場、弁護士にとって良い広告とは、一体どういうもので、それは社会にどうやって受け入れられるのであろうか、という点を重視して解説をしています。

ですから、利用する広告会社の選び方であるとか、活用の仕方などについても触れています。

また、ネット広告の問題はネット広告そのものに留まるものではないと申し上げましたが、その点についても配慮して解説しています。

ネット広告経由の問い合わせ対応についても詳しく触れています。せっかく広告がうまくいって問い合わせが増えても、それを受任に繋げることができなけれれば意味がありません。

また、多くの弁護士が現実に不安に感じていることですが、問い合わせが増えたとしても全く受任や相談につながらない、単に時間が使われて弁護士が疲弊してしまうというリスクもあります。そういったリスクを避けるためのコツや心構え、問い合わせの傾向についても触れています。

ネット広告をこれから始めようとする弁護士の方、あるいはネット広告を現在実施している弁護士、弁護士の広告に関する仕事をしている方にも読んでいただきたい書籍です。是非一度手にとっていただければと思います。

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