【50代のブックレビュー】５０歳からのブログ運営戦略: 老後の不安をゼロにする10年ブログのすすめ (Lyustyleの知的生活文庫)
その中で一番大切なことは、
やめない
ということです。
ふつう、ブログやSNSの運営戦略の伝授を目的とした書籍では「〇〇日で100人フォロワーを増やす方法！」「最短で収益化する方法！」等々、短期的に得をとる方法論を唱えることが常でしょう。
しかしこの「50歳からのブログ運営戦略」は異なります。
「10年ブログを書き続ける方法論を学び、その結果として、定年退職後もブロガーとして生きる」
事を説く、世にも稀有な本なのです。
「10年ブログ」なる初耳コンセプト
著者は、10年かけて育てた（書き続けた）ブログのことを「10年ブログ」またその活動をする人のことを「10年ブロガー」と呼びます。
そんな言葉初めて聞きました。
そんな人は滅多にいないからでしょうが、しかしこの著者はブログにおいてそれを成し遂げた人であるため、
何より大切なのは、10年間ブログを書き続けることです。
10年ブロガーは、短期での収益やアクセスの寡多に一喜一憂しません
等の記述が、説得力をもって読者に伝わってきます。
10年ブログのロードマップ
さらに著者は「10年ブロガー」の10年は「開始期」「本格始動期」「継続期」「発展期」に分けられると説きます。
そのそれぞれで10年ブロガーが何をするべきか、実際に10年ブログを書き続けた著者の経験に基づいて事細かに記されているため、このロードマップ通りに10年ブロガーとしての活動を続けよう、という気にさせてくれます。
実際に僕は今まさに「開始期には3ヶ月〜半年かけて何でもいいから100本記事を書く」「開始期にはnoteを利用するといい」との、著者の勧め通りの活動をスタートしたところです。
まとめ
10年書き続けたブログは相当なブログ・パワーを持ち、自分のやりたいことのインフラとなることができる武器としてのブログです。
僕は今50才。10年ブロガーとして生きたその先に何が起こるのか、見てみたい。
50代の今の僕が、その言う事全てに無条件で従おうと思えるのは、この本と妻だけなのです。
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