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死について考えた事

2023年8月最後の日。
島のおいちゃんがいなくなりました。
いつも船で釣りに行くおいちゃん。
少し荒れたその日、別の島の人が空っぽのおいちゃんの船を見つけ、うちに電話をくれました。おいちゃんの船のところまで行き、人がいないのを確認。
保安庁へ連絡しました。

船を深島の港まで運んだ後、島の人数人が船にのり、おいちゃんを探しましたが見つかりません。程なくしておいちゃんの親族や保安庁も来てくれ、みんなで捜索するも、見つからず。

この記事を書いている9月5日現在も見つかっていません。

服や時計を船に置いていたことから、泳ぐつもりで海に入ったのではないか、海に入るつもりで準備をしていたら船が煽られて落ちたのではないか、といろんな憶測がされています。

当日から3日間まで、たくさんの方が潜って探してくれたり、磯を探したり、海をうろうろしたりして探しました。
保安庁をはじめ、蒲江の漁師さんたち、島の人たち、消防団など、本当にたくさんの方が来てくれ、心配してくれています。
今日も、島の人や親族をはじめ、有志の皆さんが1日中探しました。

もう、厳しいかなと現実には思っていても、
どうしても、ふっと帰ってくる気がしてならない。

この数日間、いろんな想いを巡らせながら考えたこと、感じたこと、少し現実的な話も書き留めておきます。

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