週刊ナイス川柳・七七 2020年4月5日(日)~4月11日(土)
深沢商店が運営している川柳投稿まるせん、七七投稿ナナナナの先週の投稿から、週刊ナイス川柳・七七としてダイジェスト、お知らせなどをお届けします。
https://marusenryu.com/
https://nananana.jp/
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まとめて今日の一句
今日の一句に選ばれた川柳と七七をまとめてご紹介します。
川柳
ガッシャンと切りたい電話ピッと切る お題「切る」(みちなりさん)
人のかご 見て買うものを 決めている お題「緊急事態」(うさぎの小雪さん)
ポチ、ハウス! 人もできるか? 家にいろ お題「家にいろ」(優っぴさん)
笑顔なら 感染したい マスク越し お題「移る」(masakihime18さん)
ちっぽけなことで悩んでいた日記 お題「開く」(うぐいすの止まり木)
キャラ弁のように競ってマスク縫う お題「縫う」(みちなりさん)
遠距離の恋と思って家にいろ お題「家にいろ」(うぐいすの止まり木)
七七
切り取り線が浮かぶ首筋 お題「切る」(teraryu)
それはデマよと言えぬ雰囲気 お題「デマ」(優っぴ)
売り切れて知る店の壁紙 お題「買い占め」(うぐいすの止まり木)
自粛要請 効かぬ腹肉 お題「パンデミック」(うさぎの小雪)
お家にいよう風を招いて お題「家にいろ」(うぐいすの止まり木)
左がタイプテレビ体操 お題「不謹慎」(うぐいすの止まり木)
断捨離したら広すぎる部屋 お題「広い」(にこたん)
ピッ句アップ
今日の一句には選ばれなかったけれど、運営注目の川柳、七七をご紹介。
「距離おこう」コロナのせいじゃないらしい お題「カミングアウト」(teraryuさん)
あれ?いま僕フラれました?
ななめも耐えるぎっしり弁当 お題「詰める」(優っぴ)
質より量が求められたお弁当。
飲み屋を自粛お酌が条件 お題「補償」(すっぽんさん)
今なら奥様もふたつ返事?!
憧れた ホテル暮らしを 二週間 お題「不謹慎」(常さん)
誰にも会えず、どこにも遊びにいけませんが……
お義母様家に来ないで家にいろ お題「家にいろ」(羽華さん)
もちろんお義母様のためですから!
戸棚ではまだ付き合っているカップ お題「家具」(うぐいすの止まり木)
なかなか捨てられない……
外に出る権利をくれるセブンスター お題「不謹慎」(ブレンドモナカさん)
追い出されてるとも?
ランキングトップ10
まるせんランキング 過去17週の累計ポイント(2020年4月11日 5時00分現在)
ナナナナランキング 過去14週の累計ポイント(2020年4月11日 4時55分現在)
運営より
今週から週刊MVS、週刊MVNの掲載をとりやめました。あまり句に優劣を付けすぎるのはどうか、との声をいただき、たしかにそのとおりだな、と思ったからです。
ついでに素朴な意見を書かせて頂きます。
川柳サイトを運営されるに当たり
皆さんの競争心や意欲を掻き立てる様々な工夫をされているのは当然です。
楽しく運営して頂ける事に心から感謝しております。
しかし、私の個人的意見では、
句の優劣をつけるコーナーが増えるのは賛同しかねます。
ナイス句、今日の一句、コンテストなどに加え、ポイント取得ベスト10だとか、運営さんの選ばれた特に良い句の掲載等は蛇足かな?と思えてなりません。
又、今日の一句から更に優秀な句を選出し掲載されるのは、優劣のつけ過ぎ感があるのでは?とも思います。
これはあくまで、素人投稿者の素朴な意見に過ぎません。
決して非難、抗議しているわけではありません。
こちらも素人選者ですので、ご安心ください。(笑)
ご理解いただけてるとおり、こういった試みは少しでも投稿を楽しんでもらいたいという気持ちと、サイトに初めて来られたかたに興味をもってもらうため、普段、川柳と縁がない人にも面白がってもらうため、です。
普段から川柳に親しまれている人は、人の句を読むことも慣れているし、楽しみかたが分かっていると思います。そこに目を付けたか!楽しい言い回し。リズムがいいなあ、などなど。
でも「この川柳、面白いでしょ!」と知り合いに見せても、「???」な反応をされることは珍しくありません。川柳になぞ親しんでない、普通の人の反応なんてそんなものです。
それでも、これはこういう意味で、だから面白いんだよ、とちょっと説明を加えれば分かって貰えます。「どれどれ」と少しでも汲み取ろうとしてもらえれば、もう余計な説明は不要です。
ピッ句アップのコーナーは、そんな取っ掛かりに、という気持ちで引き続き掲載していきます。
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そいういった意味でも、サラリーマン川柳やシルバー川柳みたいに、誰にでも受け入れられる川柳というのは偉大。少しでも近いなにか、場みたいなものが提供できればいいなという憧れが、運営のモチベーションになっています。
「作家」性のあるじわっとした句も個人的には好きですが、現代俳句なんかでありがちな言葉として意味をなさないような「作品」となると、まるせんにはとてもとても見合いませんし、まして普通の人に説明することなんておこがましくて。
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MVS、MVN、ピッ句アップという、ちょっとフザケたタイトルは、できれば優劣と受け取ってほしくないな、という言い訳みたいなものですが、投稿者さんとしては気になりますよね。今回は、コーナーとして確かにクドいな思ったので外しました。
ポイントによるレベル分けや、取得ランキングについては、どちらかというとシステム屋として、思いついたら作ってみたくなってしまうという悲しい性によるものだと思ってお許しください。弊害が大きいと思ったときには元に戻すかもしれません。
学校が軒並み休校になっている先月から今月にかけて、まったく投稿が届いておりません。
一生懸命あの手この手で呼びかけておりますが、4月のテーマは「始」とまた間が悪くなってしまい、締め切りが16日に迫っているのに去年の夏休み以来の大ピンチです。
そこでまたお願いで恐縮なのですが、以下の投句募集告知ツイートをリツイートして拡散にご協力いただけないでしょうか。
25歳以下のかた、ぜひご応募いかがでしょう。
がんばってください!中の人!
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