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「ピアノコピー」をマネするセールスライターはクソ三流

「ピアノコピー」をご存知ですか。
「私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。でも弾き始めると……!」と始まるあれです。コピーライティングの世界では、言わずと知れた有名なストーリーテリングですね。

あまりに有名なためか、ピアノコピーを模倣したセールスコピーやセールス動画がいくつもあります。「私が起業をすると言ったら同僚たちが笑った。しかしその3年後、私の成功を知った同僚たちは……」といった具合に。

正直言って、こういうコピーを見ると愕然とします。あまりにも頭が悪すぎて。
有名なコピーをマネするのはいいことです。そうやってどの世界でも腕を磨いていくものです。ただし、マネしていいのは、パーツの役割や構造だけです。表現レベルまで真似るのは、ただのパクリです。

ピアノコピーを抽象的に捉えて転用できないからm猿真似みたいなコピーが出てくるのです。
ピアノコピーを猿真似している人たちは、「ピアノ」の部分を、自分たちの商材にかかわるものに置き換えているだけです。周りに笑われるのも一緒、成功して驚かせるのも一緒。もうちょっと頭を使えないんですかね?

こういうコピーを書くセールスライターは、セールスコピーのこと、ストーリーテリングのことを何もわかっちゃいません、抽象的に考える思考力がないから、上辺だけのマネしかできない。本質がわからず、テクニックだけしか見えないんです。

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