何事もなく過ぎていく"特別な日"
毎年特別視している誕生日が今年は何事もなく過ぎていく。こんなに肩の力が抜けた誕生日は初めてだ。
ここまで生きてきたことを褒める特別な日だったけれど今年は今までとは様子が違う。
誕生日の今日その日だけが特別ではなく日々の努力や苦しみの積み重ねにより今があるように思う。
そして少し前去年あたりからこの1年をかけて今までずっと否定し続け目を背けてきた"この先も生きていく自分"を概念として何となく受け入れた感がある。
先を生きる自分を考えることは、大学時代で一生を終えたかった自分に対する裏切りだとずっと強く思ってきた。その考え自体に変わりはないけれど、あれから10年以上が経ちそうそう簡単に死ねないことにだんだんと薄々気づいてしまったのだ、残念なことに。
何かが劇的に変わることはないけれど、少しずつ目に見えない形で意識というものが変わっていることを改めて実感することができた、そんな"特別な日"だったと言えるかもしれない。
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この1年もよく頑張りました。お疲れ様でした。
33歳までよく生きたえらい。
お誕生日おめでとう!
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