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柳家喬太郎落語会「落語のらりくらり」。

 外に出られない大型連休が始まって、オンライン企画が充実してきた。
 昨日、今日は柳家喬太郎のzoom落語会。春風亭一之輔が(バックにスタッフがいるにしても)個人を全面に打ち出しているのに対し、喬太郎落語会は文藝春秋が主催している。
 チケットは最初500枚売り出して即売し、500枚を追加した。それでも土曜日はとれなかった。
 今日はゲストとして紙切りの林家二楽が登場。いつ観ても喋りながら紙を切れるのが不思議だ。桃太郎、土俵入り、武者人形、カネゴン、バルタン星人。
 柳家喬太郎は新作落語の「夫婦に乾杯」(春風亭昇太作)をやった。あとでYouTubeに上がっている昇太バージョンを聞いてみたらかなり改作していた。つまみ付きカップ酒のネーミングを考える会議という設定だ。面白い。
 2席目は古典の「そば清」。いまでいう大食いの噺。毎日そばを10枚食べる人がいるっていうんで、町の若い衆が賭けを挑む。途中まで軽快にいって最後に急に怖くなる話。名人芸。
 二人の芸のあとはソーシャルディスタンストーク。

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